初恋の化石




(・リュゲル、ガンダレスのどっちかでヤンデレ)

15推暴力+若干卑猥

俺が人間の女に執着したのは初めてだった。リュゲル兄に色々聞いて飼育の方法を教えて貰っているんだけど、こいつ全然言うこと気かねぇんだ。家に帰りたい家に帰りたいってそればっかり、此処が家だって言っているのにわからないのかな。リュゲル兄に聞いたら、まだ新しいおうちだから慣れていないだけだよって言った。流石リュゲル兄!何でも知っていてすげぇよな!でも、段々イラついて今日はちょっと叩いちゃった。地球人にどれくらい加減していいのかわからなかったから、凄く吹っ飛んだ。何メートルかわからないけど、壁に当たってようやく止まったから壁が無かったらもっと吹っ飛んでいたかも。地球人って脆いんだな、もっと気を付けないと。



ご飯を持ってきた。地球では見たことのない食べ物ばかりだから、地球人(名前って言うらしいので今度からはそう呼ぶ)は警戒していた。そういう場合は一口ご飯を食べれば毒が入っていないと理解して動物も餌を食べるように成るんだぞとリュゲル兄が言っていたので、そうして見た。食べるかなーと思ったけれどこの間吹っ飛ばしたからか怖いのか、食べようとしない。また、イラついて来た。駄目だ駄目、地球人は脆いからきっと本気で殴ったら死んでしまうかもしれない。俺は仕方なく食べ物を口にしてそのまま口移しと言う方法で無理やり食べさせた。「食べないと死んじゃうんだぞ」リュゲル兄にまた相談しなくちゃ。



名前は毎日逃亡しようとする。まだ、此処がおうちだってわかっていないみたい。というとリュゲル兄は、前に居たおうちが恋しいんだろうと言った。流石リュゲル兄ぃ、何でもわかっていてすげぇよな!でも、こいつを家に帰すつもりはない。ガードを厳重にしてロックをして、兎に角逃げられないようにした。そういえば、名前はアースイレブンの一人なんだけど、俺が惚れ込んだんだよな!なんといっても日に程よく焼けた肌に微笑む姿、まるで、人間が信仰していると言われる天使みたいだったから。きっと、名前はただの人間じゃないんだ。



今日も逃亡を図ったらしい。だけど、良かった。ロックナンバーの所で詰まっていた所だった、俺はお仕置きと称して名前に馬乗りに成って少しだけ首を絞めた、首を絞めることで気道が押しつぶされてドンドン顔色が悪くなっていく。これはやばいと思った所でやめておいた。それからちゅーして、名前の身体の色んなところを触ってみた。大体俺たちと同じだけどちょっと違う体にドキドキ胸が逸った。名前って、女ってこんなに柔らかいんだな、知らなかった。



リュゲル兄に最近は助言を貰っていない、なんだかいけない事をしている気がしてこれを言えないでいた。名前の嬌声が耳から離れない。なんだかあの声が無性に聴きたくなって今日も有無を言わさずに馬乗りに成って、色々な所を弄った。俺と違って膨らんでいる胸に触れれば「やめて、お願い」と嘆願されてうるんだ瞳を俺に向けてきた。だけど、やめられなかった、沢山触って舐めて噛んだ。「リュゲル兄ぃ、俺だけのものって証拠を付けるにはどうしたらいい?」「決まっているだろう、キスマークを首筋に付けるんだ。それから……」「すげぇやリュゲル兄ぃ!何でも知っているんだな!」俺がいつものように褒め立てるとリュゲル兄はポーズを決めていて、何もいうな、それ以上は何もと言っていた。やっぱりリュゲル兄ぃは世界一頭が良くてっ格好いい俺の兄だ!俺は早速それを実行すべく監禁している部屋に直行した。今日は初めてすることもあるから、ちょっと不安でドキドキするけどリュゲル兄が沢山助言してくれたからきっとうまくいくはずだ。



馬乗りに成って、沢山首筋や、鎖骨、胸に、キスマークを花びらのように散らしてやった。鬱血しているそれらは暫く消えそうにない。確かにこれなら俺の物だってすぐにわかるな!とリュゲル兄に俺の物にする方法を今度は試すことにした。俺は服をおもむろに脱いで、ほぼ全裸の状態で、名前の手を片手でベッドに縫い付けた。名前のズボンに手を掛けて脱がした。可愛いレースのついたピンク色のパンツが見えた。これが地球人のつけている下着か。いや、今はどうだっていい。「いやだ、助けて、皆……!」「いい加減にしろよ。名前は俺の物に成るんだ、これから、な」


title カカリア

あとがき
迷った末のガンダレスです。リュゲル兄、リュゲル兄言っているイメージしかないのですがちょっぴり?15推に成ってしまったのは申し訳なかったです。あの二人であまりヤンデレが想像できませんでした、すみません。



戻る

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -