始まれ、世界
<24話>
氷点下の飼育部屋
ワルツハーゲン、霧の森
不安なりに好都合さ
一方通行だとしたら
我が儘なのは仕様です
エゴと膝を抱きしめて墜落
ハートフル殺人
小さくちいさく折りたたんで
吸い込まれて消えたとさ
君なぞり、君想い
ところで貴方はどなた
終戦とアイラビユ
追伸、近々死にます
時と場合と君によります
一人分の過去を掬い上げました
テネラメンテ
『君は嘘つきだね。』
そこには君が居たはずで
桜色の記憶
掻き混ぜて、抱き締めた
爪の間に溜まる苛立ち
腐り落ちるのでありました
呼吸が滅びるその前に
始まれ、世界
prev next
××××××
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -