私と奴らのオタLIFE! | ナノ

レコーディング

「ハアー…アカン、今なら死ねる…」

「ざ、財前君!?」





昼休み、完全防音の音楽室でレコーディングを終えると財前君が恍惚状態で危険な発言をし出した。

「神也の生レコ…!アカン、死ねる…」

「し、死ぬな!まだやれることはいっぱいあるよ!?」

「ハッ!そやった…!まだ時間あるんで定番のみくみくにしてあげる♪とか歌ってくれませんか?

「え?いいよ――科学の限界を超えて〜」

いきなりのリクエストに驚いたがベルに構わない。
歌い始めてノリに乗って、寂の所に来た時、扉が開いた。

「〜みっくみくに――え?」

其処に立っていたのは学校公式ユウコハユウの一氏ユウジ君
思わず財前君と固まる。
そして――・・・・・・…



…・・・・・・――ダッシュして逃げた



やっべえ…また、オタバレした?





「…今の声、神也?」







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