7月番外編
会いたくて堪らなかったマキとの再会

ハグをしようと近付いた時、左足が重くなった


?「アッパ♪」


見上げる少女は、僕に似ていた…





あの日、僕を見て逃げようとしたマキを捕まえたのは、ヒチョルだった

なかなか部屋に戻らない僕を心配して、様子を見に来たみたい
…ヒチョルは違うって言ってたけど



ヒチョルに掴まったマキは、相手がヒチョルだけに すぐに観念した

…そして、僕とヒチョルに娘を紹介してくれた


マキ「娘のミナです。…ミナ、挨拶して?」

ミナ「ミナです!3歳です!…ねぇママ。この人、アッパでしょ?お家にある写真の人だもん!」


写真、捨てずに持ってたんだ…


イトゥク「こんばんは、ミナちゃん。そうだよ、僕がアッパだよ。
今まで一緒に居られなくて、ごめんね。」

ミナ「ううん、いいの。だってママが
『アッパはすごく忙しい人だけど、ちゃんとミナの事を想ってるんだよ。だから会えなくて寂しいけど、我慢しようね』
って言ってたから、ミナ大丈夫。」


マキ…


ヒチョル「…で、これから どうするんだ?勿論、一緒に暮らすんだろ?」

イトゥク「あぁ、そうしたいと思ってる…マキは今、どこに住んでるの?」

マキ「…。」

女友達「マキは、ここから15分のマンションに住んでます。…セキュリティがしっかりしてない所なんで、出来れば すぐにでも引っ越した方がいいと思いますよ。」
(^w^)


…セキュリティが?


イトゥク「マキ、今すぐ家に行こう!そんな所にマキやミナを置いておけないよ。ほら、早く!!」

マキ「え、ちょっとジョンス待って。ミナが…」

ヒチョル「俺が見ててやるから。」


マキの手をグイグイ引っ張り、家まで案内させ、
必要最低限の荷物をマキに纏めさせて、以前マキが住んでいた部屋へと向かった

…再会したら一緒に住む為に、あの頃のままの部屋へと

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