ヒチョル
マキ「今日は楽しかった。良い思い出が出来たよ♪」
病室に戻り、パジャマに着替えたマキは、そう言った
ヒチョル「…なぁ、本当に退院したら帰るのか?」
マキ「帰るよ。やっぱり私には、都会は合わないみたい(笑)」
ヒチョル「…就職は、もう諦めちまったのか?」
マキ「内定先は、パパが話しに行って、無しになっちゃった。だから私は、また就活しなくちゃ!」
ヒチョル「やりたかった仕事なんだろ?それでいいのか!」
マキ「…パパが決めた事は、絶対だから…」
お前!!
ヒチョル「まだ若ぇのに、何をそんな、達観したような顔してんだよ!お前の人生はお前の物であって、親の物じゃねぇんだぞ!
…もっと足掻けよ、自分の気持ちに正直に生きてみろ。俺が味方になってやるから。」
マキ「…我が儘 言ったら、パパやママに嫌われない?」
ヒチョル「馬鹿か。自分の子供を嫌う親がどこに居るんだよ。親はなぁ、子供が何をしても可愛いもんなんだってよ。
それに、マキのは我が儘じゃねぇ。」
自立だろ?
マキ「…内定先だった会社、退院したら行ってみようかな?あ、先に電話してアポ取らないと!」
ヒチョル「明日、起きたら電話してみろ。傷口の具合にもよるが、一週間以内には退院になるだろ?そん時は俺も、会社に付き添ってやるから。」
マキ「ありがとう、オッパ♪」
5日後、退院したマキと内定先だった会社に行き話し合った結果、働ける事に決まった
会社の社員寮のセキュリティもしっかりしていたし、
何より宿舎と、俺の別宅の中間地点にある立地が気に入った点だ(笑)
マキが退屈しねぇように、遊びに行ってやるからな♪
…たまにはメンバーも連れて
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