ヒチョル
どんなにキツイ スケジュールでも、一日に一度は必ずマキの顔を見に行った

入院して10日経つ頃には、マキも俺に少し懐いてくれたのか、


マキ「ヒチョルオッパ、今日もお仕事お疲れ様でした。今日は何を買って来てくれたの?」


『オッパ』と呼んでくれるようになった


ヒチョル「今日はな、マキが好きだって言ってた店の……」


――コンコンッ ガラッ


医師「ちょっといいかな?あぁ、ヒチョル君が来てたのか。マキちゃんの楽しそうな声が聞こえたから、御家族が来てるのかと思ったよ。」

マキ「オッパが私の好きな物を買って来てくれたんです♪」

医師「それは良かったね。でも、食べ過ぎて食事を残したりしないでね?」

マキ「は〜い。」(^-^)


医者は、マキと他愛もない会話をして、病室を出る時、俺に目配せをしてきた

何か話があるのかと、飲み物を買いに行くフリをして、医者の元へ向かった






ヒチョル「…何でしょう?」

医師「そう構えなくても、悪い話じゃない。
ヒチョル君がこの前 言っていた希望だけどね、マキちゃんの経過も良好だし、3時間くらいなら大丈夫だろう。ただし、激しい運動とかは駄目だよ!」


院内を散歩出来るまでに回復した(名前)
少し外の景色を見せてやりたいと、外出許可を出しておいた


ヒチョル「まだマキには言ってないんですよね?僕から伝えます。ありがとうございます。」


どこに連れて行ってやるかな…

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