ウニョク
ヒチョル「…って事があったんだ。今でも、その会話は俺のスマホに録音して、残ってる。聞くか?」
ウニョク「聞く。聞かないと駄目。」
マキが戦ってくれた証を、ちゃんと聞かないと、俺的に無理!
聞き終わった後の感想は、
【怒】以外になかった
あの子に対して、
そして、俺自身の軽率な行動に対して…
ヒチョル「マキは、ちゃんとヒョクチェを信じてた。口では責める発言をしててもな。…それに、例え本当に浮気してたとしても、多分許してたぞ?
マキの奴、俺に向かって
『もし本当に浮気でも、私がヒョクチェから離れられないから、結局許しちゃうかな…』
なんて、ノロケやがった。」
マキ…
―コンコンッ
イトゥク「僕だけど、入ってもいい?」
ヒチョル「マキと一緒なら入れ。」
―ガチャッ
イトゥク「僕だけなら、駄目なの?クスクス」
マキ「ヒチョルオッパ…」
ヒチョル「マキはこっちに来い。俺の横に座れ。」
イトゥク「じゃあ僕は、その横に座ろ♪」
マキ、だいぶ泣いたんだな
目が真っ赤だ…
ヒチョル「で?どうするんだ?」
イトゥク「マキちゃんが答える前に、僕からいい?
あのね、マキちゃんにも話したんだけど、普通に考えたら別れた方がいいと思う。」
ウニョク「トゥギヒョンっ!」
イトゥク「ちゃんと最後まで聞く!普通に考えたらって、言ったでしょ?
…でね、パク・ジョンスとして考えたら、二人は絶対に別れたら駄目なんだ。ヒョクチェはマキちゃんを本当に大好きで、マキちゃんもヒョクチェの事を大切に想ってる。そんな二人は、簡単に別れを選んじゃ駄目だよ…」
トゥギヒョン…
‐15‐
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