■ ■ ■

※高校設定
▽ばいばい


「あー、終わっちゃった」

「そうじゃのー」

「あっという間だったね」

「まぁな」

「みんなと離れちゃうね」

「おー。俺はもとから工業行くつもりじゃったしな。俺はなまえが外部っちゅーのがびっくりじゃ」

「うーん、そうだよね。自分でも思ってなかったもん」

「関西だっけ?」

「そうそう。うわ、寂しくなってきた」

「お、泣くか」

「泣きませーん。泣かないって決めてたから」

「なんじゃ、つまらん」

「へっへーん!」

「俺は今泣きそうナリー」

「うっそ!やめてよ!」

「むりー。本当はもっとあいつらと一緒がよかった」

「やめてったら」

「まだテニスしてたい」

「……」

「離れたくないのぅ」

「……」

「…なまえ?」

「あーもう!」

「うおっ」

「自分だけだと思うなよぉ…ぐすっ」

「あ、泣いた」

「うるさい。仁王だって泣いてるくせに」



気持ちは一緒ってことで頑張ろう。
あ、また涙出てきた。結局2人で号泣です。


(お、泣き虫みーっけ)
((う、うっさい!))
(やっぱり泣いてたね)
(幸村くんの言った通りだったなー)
(ほらほら、赤也が待ってるよ)
((!…ずびっ))
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