私はその一年前に、宮崎県に住む同じSAMURAI DEEPER KYOの同人活動を行うサイトを開設していた沙代ちゃんの命日である1月2日。

その時私は最悪に落ちていた。その中で私はそんな事が知らない時、爾月ちゃんとメールをしていた。母方の祖父の家で、新年を祝う小さな宴会の中憂鬱で仕方が無かった。時期的にこの辺は楽しい昨日であっても、何をしても誰も悪くないのに落ちる時期で、うつの周期が最悪に谷底へ落ちていた。殆ど周期のせいだったけれど、重なって沙代ちゃんの命日が私のサイト開設日だったからもう谷底のどん底。「これが奈落か」コキュートスか、みたいなマンガ脳でボケーっと過ごしてた頃です。

一年前彼女がいなくなった。そんな日に等笑っていられるか。新年を祝えるか、って。そんな中で一人孤立したように爾月ちゃんとのメールの中。

「私も沙代ちゃんの後についていこうかな」

そうメールを打ち、返されたメール文章に、その時正直携帯電話を床に落とした。
よくドラマやテレビでされるオーバーリアクションな演技だが私は本当に心と頭が真っ白になって、手から力が消えて携帯電話を落とした。

動きが止まった。頭の中と心が一瞬消えた。時が刹那停止した。

「そんな事言わないで下さいよ。把月が死んだ直後だってのに」

って。もうね、ビックリですよ。掲示板で書き込みいっぱいくれたのにさ、何君先に死んでるんだよって。頭の中真っ白ってどんな色?って変な事思っていました。

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