□断罪
夜、不意に目が覚めた。
悪い夢を見ていたような気がするけれど、思い出せない。
誰かに殺される夢だったかもしれない。
だが細かくは思い出せない。
「……ルル」
不意に胸をよぎった友の顔を思い出す。
最近はいつもこうだ。
焦がれる強い想い。
けれど名前をつけることができずにいる。
名前をつけたとき、自分はルルーシュのそばにはいられない。
その時はきっと彼に断罪を望むのだろう。
死という断罪。
「ルル」
望めるのなら君の手で死にたい。
ほかの誰でもない。
ただ一人・君の手で―――
⇒あとがき
自分で書いてていまいちよくわからん。
初書きギアスがこんなんでいいんだろうか……
20070208 カズイ