05.憂いのゼロ

 日本返還から早一ヶ月。念のためにと戒めを込めて左眼を塞いだ片目の生活にも随分慣れた。
 俺が今暮らしているのは旧サイタマゲットーにある孤児院だ。
 院長は相模シホさんと言い、日本人ではあるが国籍を問わず子どもを引き取って育てている。
 混乱の中、日本人に限らず家や家族を失った子どもは少なくない。
 相模院長は俺の事情をある程度目を瞑って受け入れてくれている。

 俺は最初L.L.と名乗ったのだが、子どもにエルと言う少女がいるためにルルと言う愛称で呼ばれることとなった。
 前の名前とそう変わらないのは楽でいいが、いいのだろうか?
「ルル先生、洗濯物は終わりましたか?」
 家の中に入ると、院長が俺を出迎えてくれた。
「はい。あ、子どもたちがなにか?」
「いいえ、たまにはルル先生と二人っきりでお茶をしようかと思っただけですよ」
 うふふと笑い、手にもったお盆のお茶を少し持ち上げた。
「そうですね」

―――バンッ

「ルルせんせー!」
「ひとまずアレを追い払ってからにしましょう」
 俺もにこりと笑みを返し、玄関から一直線にこの部屋へと向かってくる大きな足音の主が開けた扉を指差す。
 そこにいたのはサイタマ孤児院の居候・神埼トオル。
 相模院長の孫息子のため、出て行けとは口に出して言えないが、正直出て行って欲しいと思っている。

 この男、一見すればクールな一匹狼タイプの不良だが、スザクに似ている。つまり体力馬鹿の考えなしだ。
 同じ日本人と言うだけでなく、幼少期には剣道を学んだ良家の出身だ。それ故にエリア11と言われていた日本できっと苦労したことだろう。
 西の桐原、東の神埼と、若干神埼の力の方が弱く思えるが、神埼も負けてはいない。
 日本のサクラダイトの3割は神埼のものであったし、KMFのパーツの開発の協力も惜しまなかった。
 その神埼と院長が親類関係だったと後から知ったのはこの居候の所為だ。

「子どもたちが真似をするから院内で走るなと言っているだろうが!」
「っ、悪い!でも早くルル先生に話したくって」
 昂揚した頬と、無邪気な顔に俺は溜息をついた。
 平和は僅か一日しかもたなかったか。
「幼馴染に会えたんだ」
「はいはい、それで?」
「元気してた!しかも他の人に話を聞いたところヤツにはもうすぐ彼女が出来る」
「それがどうした」
「ルル先生はそう言うの嬉しいとか思わない?」
「思わないな。まったく」
 きっぱりと言い切ると、その顔が驚きに変わる。
 俺は溜息をつき、席に座る。
「なんでー」
「なんでと言われても私に幼馴染は……」
 ふとスザクの顔が思い浮かんだ。
「同性の幼馴染は居ない」
「ルル先生の幼馴染は男なのか?」
「そうだ」
「……………」
「おい、何をむくれる必要がある」
「なんでもねぇよ」
 突然機嫌が悪くなったのか、トオルはお茶を一気に飲み干すと部屋を後にした。
「お茶ありがと!」
 礼をちゃんと言い残すの院長の教育の賜物と言ったところだろうか。
「……なんなんだあいつは」
 入ってきたときと同じように乱暴に閉じられた扉を見ながら俺は首を傾げた。
「うふふ。あの子ったら」
「なんですか院長」
「なんでもありませんよ。うふふ」
 実に楽しそうに笑う院長。
 俺はこの笑みに似たものを知っている。
 母上が俺を訪ねて懲りずにやってくるロイドを見るたび同じような笑みをしていた。
 未だに理由はわからないが、とてつもなく嫌な予感がするのは俺の気のせいだろうか……

 思わず頼るように僅かなふくらみを持つ腹部へと手を伸ばし、視線を落とす。
 俺と藤堂の子ども。
 この子が生まれても、大きくなっていく様子を見届け続けることは出来ない。それだけが唯一の心残り。
 それでも藤堂に愛された証をこの腕に抱けるならどんなに幸福なことだろう。
 ……約束の日まで後11ヶ月。
 この子が居る。だから短くて長いその期間を一人で耐えてみせる。

「ルルせんせー!」

 トタトタと軽い複数の足音が孤児院の廊下に響き渡る。
 ついでにドテンッと誰かが転んだ音もした。
「……トオルの奴め」
 これは何度も口すっぱく言っても聞かないトオルの所為だ。
 子どもたちの後にトオルの奴もしっかり罰を与えてやらなければならないな。
 責任転嫁と思いながらも軽い殺気を覚え、俺は開くであろう扉を見つめた。
「ルルせんせー」
「みっけー!」
「〜っ……は、走らなくてもルル先生は逃げないよ」
 入ってきたのは案の定、お転婆娘のエリカに悪ガキのユウだった。
 その後ろから僅かに息を切らせているのは二人よりも少し年上のフェイだ。
 フェイは恐らく走る二人を止めようとしたのだろうが失敗して転んだと言ったところだろう。
 顔が綺麗に赤くなっているところを見ると正面から転んだのだろう。
 フェイは優しくて面倒見もよく、とてもいいお兄ちゃんだ。だがどこか抜けているのだ。
 この二人を実の弟・妹のように可愛がっているのだが、エリカとユウにしてみれば兄であり玩具でもあるのだ。
 可哀想だが、それが現状だ。
「こ・ら!トオルの真似はするなといつも言ってるだろ」
 エリカとユウの頭をそれぞれ一回ずつ軽く叩き、注意する。

 ちょうどその後だった。
 俺はようやく大人の―――恐らくは男性のものであろう足元に気付いた。
「ん?」
 顔を上げれば、一人の男がぽかーんと口を開けて俺を見ている。
 いつもとは違うカジュアルなファッションにいつもはきっちり後ろで一つに結んでいる髪を自由に遊ばせ、顔を半分隠しているが前髪を垂らしている。
 良く見れば眼鏡もいつもとは違うものをかけている。
 まさに変装と言う感じの風体のこのブリタニア人の男を俺は良く知っていた。
「……女?」
「それ以外の何に見える」
 むすっとしてそう答えた後で、そう言えばこの男も俺を男だと思っていた一人だったと言うことを思い出した。
 てっきりシュナイゼル辺りからすでに聞き及んでいたと思っていたが……
「あ、お、お相手は誰ですか!?」
 口をパクパクさせていたかと思うと、俺の肩を掴んでそう叫んだ。
「って、いきなりそこに飛ぶか、お前は」
 恐らく混乱しているであろう男に、俺は深々と溜息をついた。
 男の名はギルバート・G・P・ギルフォード。
 コーネリア・リ・ブリタニアの騎士であり、俺の幼少時代をしる数少ない人物の一人でもある。
 ただし、俺が女であった事実はシュナイゼルたち同様知らない。
 シュナイゼルも再会した時に初めて気付いたぐらいだ。……抱きついて気付いたなど変態以外の何者でもないがな。

「ルル先生、お知りあい?」

 首を傾げた院長に俺は人の目があることを思い出した。
「姉の幼馴染です。恐らく姉に代わって私を探して来たんでしょう」
 嘘ではないが、真実には触れない。
「ルル先生!!」
 勢い良く部屋にトオルが飛び込んできた。
 あまりに突然の登場に固まってしまった俺と違い、ギルフォードは瞬時に俺を守るよう姿勢をとる。
 ……俺はコーネリアじゃないんだがな。
「誰だてめぇ」
「貴様こそこの方のなんだ」
「トオルはこの孤児院の居候だ。先に言っておくが腹の子の父親なんかじゃ絶対にないから邪推するなよ」
 俺がそう答えるとトオルは床に座り込んだ。
「……何してるんだお前は」
 子どもたちも首を傾げてるだろうが。
 いや、ギルフォードは何かわかったのかなにやら同情の眼差しを向けているか。
「……院長、少し出かけてきます」
「気をつけてらっしゃいね」
「はい」
 俺はギルフォードの腕を引いて歩き出した。
「あ!」
「……お前はアカネたちと買出しにでも行ってこい」
 引き止めたトオルにそれだけ言い残し、一度部屋に寄ってから孤児院を後にした。

  *  *  *

 トオルと再会した翌日、僕はいつものように学校生活を無事過ごし、高校の正面にある大学部へと足を運んでいた。
 結局終戦前から変わらないこの特派が借りている場所はアッシュフォード学園から近くて楽ではあるのだけど、今日は珍しく足が重たく感じる。
 だけど僕はブリタニア人である道を選び、且つ軍人であることを選んだ。
 だから僕にはその門を今日もいつものように潜るしか道はない。
 足が重く感じるのなんてきっと気のせいだ。そう思いながら僕は歩を進めた。

―――プシュー……
「だーかーらぁ、そこの数値は8.672だって言ってるでしょぉ」
 扉が開くと同時に目に入ったのは画面を指差しながらロイドさんの頭をキセルでぽこぽこと打つラクシャータさん。
 あれ、昨日も見たような光景が……っていうかココ最近似たような光景ばっかり見てる気がする。
 そう思いながらも、その光景に慣れ始めて耐性が付いてきているようで、僕の身体は自然に中へと足を進める。
「あら、お帰りスザクくん」
「ただいま、セシルさん」
 この挨拶ももう当たり前になっているため特に抵抗することなくするりと口を出てくる。
 最初は妙に照れくさかったというのに面白いものだ。
「風邪はもう大丈夫なんですか?」
「ええ。一日ゆっくり休んだら治ったみたい」
 ふふっとセシルさんは微笑んだ。
 確かにいつものセシルさんだ。
「今日カレンさんは?」
「あ、そうだった。今日はカレン、生徒会で遅くなるそうです」
 ロイドさんとラクシャータさんのやり取りにうっかり忘れそうになっていた伝言を口にした。
 学校では僕以外にはミレイさんとナナリーしかカレンがKMFの日本側のテストパイロットをしているなんてことは知らない。
「ん?」
 僕はふと感じた違和感に首を傾げ、辺りを見回した。
「……あ」
 格納部にふと見えた違和感の正体。
 それは黒い三つの見覚えのある機体。
「―――月下」
 おそらくは純日本製KMF用のフロートシステム開発の続きなのだろう。
 紅蓮弐式と月下ではまた構造が違うため実際の機体で実験しなければいけないと先日ぼやいていたのを覚えている。
「そう言えばスザクくんは藤堂さんと知り合いだったのよね」
「……はい」
 隊長機があるのだ、藤堂さんが来ていないはずがないか……

「あ、スザクくんだ」

 やけに明るい声が聞こえ、僕は声のほうに振り向いた。
 顔に傷のある年若い青年。童顔の所為なのか面影の残る彼を僕はよく覚えている。
 最後に会ったのは随分と昔だが、士官学校に入学する前までは同じ道場に顔を出していた、藤堂さんを敬愛し今も尚彼の下で働く四聖剣の一人―――朝比奈さんだ
「久しぶり〜」
「お久しぶりです、朝比奈さん」
「あれれ、もしかして学校帰り?いやぁなんか変な感じだなぁ。最後に会った時は僕の方が制服着てたって言うのにさ」
「そうですね」
「藤堂さんには会った?」
「いえ、まだ」
「ふ〜ん、じゃあまだあっちか……」
 ちらりと朝比奈さんは月下を見上げる。
「あ〜あ、また注意されてるよ」
 月下の背面に女性が一人立ち、何事か話をしている。
 それを見て、朝比奈さんは困ったように後ろ頭を掻いた。
「注意?」
「日本が独立してからの藤堂さん、ちょっと働きすぎなんだよね。誰かが止めるかしないと根詰めすぎちゃって……」
「藤堂さんなにかあったんですか?」
「まぁ、色々ね」
 曖昧に笑い、朝比奈さんは出てきた藤堂さんの方に手を振った。
「藤堂さん!」
 呼び声に気付いた藤堂さんが僕らの方を見た。
 藤堂さんは表情一つ動かさず、月下から降りてきた。
「……久しぶりだな、スザクくん」
「お久しぶりです。藤堂さん」
 少しまだ複雑ではあったけど、僕はできるだけ普通に返した。
「あーやだやだ、辛気臭ぁい」
 キセルを揺らし、ラクシャータさんが近づいてくる。
「……ラクシャータ」
「睨んでも教えないわよぉ」
「当然〜。僕だって教えてもらってないんだしぃ」
 ラクシャータさんの後ろからロイドさんがにゅっと顔を出し、問答無用でキセルで叩かれた。
 しかも心なしかいつもより威力があった。
「触らないでくれるぅ?プリンが移るじゃなぁい」
「ラクシャータ!」
 セシルさんがめっと子どもを叱るかのように怒った。
 さすがセシルさん。
「いくらなんでもプリンは移りません!」
「……セシルく〜ん」
 ロイドさんじゃないけど、思わず脱力してしまった。
「大体あんたには教えるなぁって言われてるのー。お分かりぃ?プリン伯爵」
「ラクシャータ、僕はプリン伯爵じゃないって何度言ったら分かるわけぇ?」
 二人の睨み合いは続く。


「……いつもこうなのか?」
「まぁ、大体は」
 そう答えたのはラクシャータさんについてやってきた吉田さんだ。
 元々黒の騎士団に所属する前はその基盤となったテログループに居たらしくて、カレンとは仲がいい。
「ほら、枢木」
「あ、ありがとうございます」
 吉田さんが差し出してくれたコーヒーを僕は受け取った。
 俺にだけではなく藤堂さんや朝比奈さんたちにも配っていた所を見ると多分、数があまったんだろうと思う。
 大分打ち解けて来たとは言え、僕は日本人からすれば裏切り者のままらしい。
「カレンはまだ学校か?」
「今日は生徒会に寄ってから来るそうです」
「もしかして紅月っていつも制服で来るの?」
「まぁ大体は」
「あの紅月がアッシュフォードの制服かぁ……なんか想像できないなぁ」
「まず想像をしようと思うな」
 がんっと拳が朝比奈さんの後頭部に振り落とされた。
 犯人は、見覚えはあるけど名前は覚えていない女の人だ。
「ちゃんと話すのははじめてだな。私は千葉凪沙と言う」
「枢木スザクです」
 差し出された手を取り、僕は挨拶を返した。
 服装でなんとなくわかっていたつもりだったけど、彼女が四聖剣の紅一点か。

『ここで緊急速報です!』

 作業員の誰かがつけていたらしいラジオから流れる音声が緊迫めいた声を上げた。
 なんだろうと耳を咄嗟にそばだてたのは別に僕だけじゃない。
 ラジオから続けざまに伝えられるのは現在の日本に不満をもつ新たなテロリスト集団によるテロ行為の速報だった。
 日本とブリタニアの戦争の終結は同盟と言う形で終わったが、その同盟と言う形がどうも日本サイドの一部は気に入らないらしく、こうしたテロは後を絶たない。
 区画整理もまだ完全には終わっておらず、地名はブリタニアに占領されていた頃のままだ。それも不満の一つらしい。
 まだたった一ヶ月なのにすぐにテロ活動に走れるのは戦後だからの早さなのかもしれない。
 だとしたら余計悲しいな。
「……結構近くだな」
 吉田さんが眉間に皺を寄せ、ラジオを睨む。
「近いといってもうちの管轄じゃないわぁ」
 ラクシャータさんはのんびりと言う。
 まぁ、確かにそうなんだ。
 ラジオが告げたのは旧サイタマ租界にあると言う店の名前だった。
 いくらKMFをテロリストたちが使っていようと管轄外では僕らは手を出すことが出来ない。
 というより、行くだけ無駄なのだ。サイタマにはサイタマの、しかもそのサイタマのテロ対策本部があるのだから。

『新しい情報が入りました。どうやらテロリストの狙いは合衆国日本の皇神楽耶代表を支える新政府の一員・神埼琢磨大臣の三男を人質に狙った犯行ではないかとのことです』
「ぐっ」
 僕は思わず口に含んだコーヒーに咽た。
「げほっげほっ」
 三男って言うことはトオルのことじゃないか。
 昨日会ったばかりなのにあいつ何してるんだ!?
「大丈夫〜?」
 心配そうに朝比奈さんが僕の顔を覗き込み、背を撫でてくれた。
『神埼氏のご子息は神埼氏の母親が経営する孤児院で経営学を学んでいる最中だったそうで……』
 ラジオはそのまま話を続けており、僕はそれに耳を傾ける。
「孤児院で経営学って、変な話だよね」
「……学校がないからな」
「あー、そうだっけ」
 ロイドさんは特に気にしたことがないのだろうあっけらかんと答えたが、吉田さんの言葉には重みがあった。
 エリア11と呼ばれていた頃の日本は文化や誇りだけでなく学校教育の場も奪われていたんだ。
 奪われた7年の大きさは計り知れない……

 それでも、アッシュフォードが先陣をきって日本人を受け入れる学校へと変革し始めた。
 これは小さな一歩かもしれない。
 だけどこれはとっても大きな第一歩だ。
 カレンを日本人として受け入れていたとしても、彼女はブリタニア人とのハーフだから人は簡単に受け入れた。
 僕は元は日本人だけど、今はブリタニア人だ。
 きっと皆受け入れてくれるってそう信じてる。
 だってアッシュフォードの皆は温かいから……でも、きっかけを与えたのは君だったけどね。

「―――スザクくん?」
「!」
 藤堂さんに声を掛けられ、僕ははっと顔を上げた。
「……トオルくんの心配か?君は仲がよかったが」
「あ、それもですけど……ちょっと」
 ルルーシュ。
 ふとしたときに何故かいつも君を思い出すんだ。
 これでも結構笑えるようにはなってきたけどね。
「ルルーシュ……くんのことか?」
「「「え?」」」
「紅月に聞いた」
「あ、そうじゃなくて……覚えてたんですか?」
「……ああ」
 藤堂さんの眉間の皺が濃くなった。
 なんでだろう。
「ん?……そう言えば今さっき朝比奈さんたちも驚きませんでした?」
「俺がそう切り出したことに驚いたんだろう」
「この堅物が人の心配するなんて珍しいしぃ〜?」
 にやにやと笑うラクシャータさんの足元でロイドさんがいじけていた。
 あ、今日はロイドさんが言い負かされたんだ。
 それで機嫌がいいのか。
 ……ってなんか納得してる自分が嫌だ!

 藤堂さんとラクシャータさんが無言で睨みあう後ろでラジオがニュースの続きを流していた。
 殆ど頭に入ってこない内容。
 だけどきっとそれで十分だったんだと思う。


 その数日後、藤堂さんは無期限の休暇を申請し、それが受理されたと言う。
 行き先は誰も知らない。
 いや、ラクシャータさんだけがただ一人この場ですでに知っていたんだと思う。
 ただ、僕は何も知らなかった。悲しいまでに何も知らなかった。



⇒あとがき
 二ヶ月掛かってこれだけって……orz
 次でちゃんと再会できればいいのですが……不安です(汗)
 尻切れトンボな出番のギルフォード。実はこれ第三部への複線なので会話の内容はまだ内緒v
 第二部再会したところで前半が終了です。まだ半分に到達してないと言うこの切なさ!!どうしてくれよう!!←どうもできないよ
20070925 カズイ
20080903 加筆修正
res

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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
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