Lamp light



冷える夜は早く家に帰ろう
落ちた太陽にお休みを言って
代わりにランタンを掲げる
吐息は白く染まって
澄んだ空へと消えていく

真っ暗路地裏通り抜けて
木箱の上で丸まる黒猫に
「こんばんは、ご機嫌いかが?」
返事も待たずに歩き出す
空に浮かんだ星達は
知らん顔で雑談中

先の見えないこの道は
確かに僕の家へと続いてる
ああ、まるで まるで
僕の人生そのものだね
旅のお供はランタンだけ
それでも君は僕の道を照らす
Lamp light


真っ暗な家に着いたら
先ずは「ただいま」投げ掛けて
返らない「お帰り」に苦笑い
僕の望んだ道だけど
誰も迎えてくれな家は
やっぱり寂しいなぁ

火を入れた暖炉で暖めた
ミルクをマグに注いで
星達の見える窓際へ
君達は何を話しているの?
いつか話してみたいな

少し冷めた心の中は
ちょっとだけ隙間がある
ああ、まるで まるで
ピースの足りないパズルだね
それでもランタンを抱いて
僕を暖めてくれ ねぇ
Lamp light


君と出会って
僕の未来は変わったよ
君と出会って
僕の価値が変わったよ
これからも一緒に
世界を見てみたいなぁ
ねぇ……


先の見えないこの道は
確かに僕の家へと続いてる
ああ、まるで まるで
僕の人生そのものだね
旅のお供はランタンだけ
それでも君は僕の道を照らす
Lamp light


少し冷めた心の中は
ちょっとだけ隙間がある
ああ、まるで まるで
ピースの足りないパズルだね
それでもランタンを抱いて
僕を暖めてくれ ねぇ
Lamp light


Lamp light ...


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


20121208


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