自問自答の始まり
理由も無かったそれは
無意識のうちに
自分の首をきつく絞めて
僕はまるで
空気を求めて足掻く
地に上がった魚のようだ

足りない頭で
絶対的な解を求めようなんて
どうかしていたんだ
できるはずなんて無いのに

曲がり角を曲がって
曲がって、曲がって
そしてまた曲がる
原点回帰

馬鹿らしい

足りない頭でも
もう、夢が消えたこと位
理解できてるはずなのに
同じことを繰り返す
(君を何度も殺して)
(楽しんでるんだ)
(僕は)

いっそのこと
君の代わりに僕が
地に上がった魚のように
死ねればよかったんだ

彼の道具であることを
口では否定するくせに
結局のところ
彼の道具になっている
僕が死ねばよかったんだ



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20120214





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