ビッグボス戦


B:ビッグボス S:ソリッド・スネーク

S:「ビッグボス…生きていたのか」

B:「スネーク…ようこそザンジバーランドへ…やはり戻ってきたな。私の元へ」

S:「俺は3年間とりついている悪夢を払いにきた」

B:「悪夢?払えやせんよ。スネーク、…一度、戦闘の快感、テンションを味わったものは一生…戦場に身を置くことになる。」
「一度、表出した戦闘本能は二度と眠ることはないのだ。より強烈なテンションが欲しくなる。このどうしようもない感覚…傭兵であるお前ならよくわかるはず」
「お前たちの欲求を唯一、満たしてくれるものは権力でも金でも、SEXでもない。ただひとつ…WAR(戦争)だ!」
「私はお前らにその場を与えているのだよ。お前らの生きがいをな」

S:「偽善者きどりか?…ビッグボス」

B:「お前もあの子供たちを見ただろう?世界各国で生まれた戦争犠牲者。そして次の戦争を担う戦士の卵たち」
「戦争を誘発させ、支援し、犠牲者を生み…救護、訓練して…再び戦場にフィードバックさせる。」
「実に合理的なシステムだ。この世に争いは絶えることはない。我々の目標も…生きがいも」

S:「職にあぶれることはない・・とでもいいたいのか!」

B:「私もお前も戦場でこそ希少価値だが国へかえれば不器用なデクだ。」
「我々の機嫌をとりにくるのはせいぜい安っぽい週刊誌のジャーナリストくらいだろうて。」
「お前も私も戦場でのたれ死ぬまでここに残るしかないのだ。」

S:「…俺の戦いはただひとつ。貴様から自由になるために、悪夢をはらうために…ビッグボス、貴様を倒す!」

B:「どちらが勝っても我々の闘いは終わらない。敗者は戦場から解放されるが、勝者は戦場に残る。」
「そして、生き残ったものは死ぬまで戦士として人生をまっとうするのだ」

S:「例外もある。俺は・・人生を愛している」

B:「スネーク、わかった。私が貴様を苦悩から助けてやろう。元上官のよしみだ…楽にしてやる」

S:「もうあんたの世話にはならん!」

B:「ほう?…その身体で、武器もなしに・・この私に?勝算があるというのか」

S:「最後まで決して諦めない。いかなる窮地でも成功をイメージする。…あんたの言葉だ」

B:「私も時には誤りをおかす。」
「スネークっ!…今度こそ最後の闘いだ。一回きりの…こいっ!!」



MG1,2のボスは性格があまりにも違いすぎて泣く…
監督リメイクとかしてくれないかな。
「最後まで決して諦めない。いかなる窮地でも成功をイメージする」ってマスターも何度もソリッドに言ってた!ボスの言葉と聞いてなんか感動。
スナッチャーと化したボスといい、マスターのアドバイスによる火炎放射器に身を焼かれる最期といい、辛すぎる。


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