甘味処にて、午後二時 | ナノ


「私絶対近藤さんには抱かれたくないです」
「ええ?!何?!急に何?!今までミカン美味しいねえって言ってたじゃん!!急に何?!何で急に俺貶められてんの?!」
「何か生理的に無理というか、ゴリラとはさすがに」
「今ゴリラって言った?!今ゴリラって言ったよね?!」
「最中もこのテンションとか本当勘弁して欲しいし」
「え?!ちょっと待って!!え?!」
「沖田隊長も沖田隊長で生理的に無理」
「何でィ俺はこのゴリラと違って人間でさァ」
「沖田隊長は人間である以前にサドだからね。人間とかむしろ超越してるからね」
「調教してやりまさァ」
「やめて下さい」
「ねえちょっと今普通にスルーしたけど総悟今このゴリラと違ってとか言ったよね?!それってどう考えても俺のことじゃん!!」
「まあまあ局長落ち着いて」
「山崎はスリルがなさそう。普通、って感じ。最初から最後まで何もかも」
「何で俺まで貶められてんのォォ!!いいじゃないですか!!普通でいいじゃないですか!!」
「だからつまり、土方さんに抱かれに行ってきます」
「あァそりゃあ良い。ついでに隙ついて殺ってきなせェ。ヤツを二つの意味で昇天させてきなせェ」
「アンタ最低だな!!いろんな意味で最低だな!!前から思ってましたけど最低のこと言ってますよ隊長!!」
「ねえ俺そんなゴリラかな?!そんな俺ゴリラに見える?!」
「土方さんは絶対良いですよ。どこぞのゴリラじゃないし調教しないしスリルあるし」
「だから何でスリルが必要なんだよ!!」
「ねえ俺そんなにゴリラ?!どうしても人間には見えない?!」
「上司と部下の禁断の関係・・・だめっ駄目です土方さんこんなところでっ・・・みたいな!!」
「ああ確かにな。こんなとこでこんな時間に何つー話してんだ」
「あ、土方さん」



甘味処にて、午後二時

「客がっつり引いてんじゃねえか気付け」
「抱いて下さい好きです」
「はいはいそうだなそうだな」





土方さん好き主人公で会話オンリーということでこんな感じにしてみました何というカオス。皆さん恋愛にスリルは求めますか?私は相手が二次元という遠い国にいるので常にスリル満点です。



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