好きな女子を自分のものにしたいと思うことはおかしいことではない。男なら誰だって好きな女子を抱きたいと思う。好きな女子の感じている顔を見たいと思う。

「翔くん…あの、大丈夫ですか?」
「お、おおっ。緊張って言っても少しな?」

そう言う来栖の表情はかたい。春歌もつられて緊張してきた。来栖は慣れない手つきで春歌の制服を脱がしていく。すると可愛らしい下着が見えた。初めて見る女子の下着に頬が赤くなる来栖。春歌はそんな来栖を見て小さく笑って、触れるだけのキスをした。来栖の顔はさらに赤くなっていく。

「は、春歌…っ?」
「可愛い…翔くん」
「春歌の方が可愛いし…」

頬を膨らませながらそう言うと春歌はもう一度可愛いと言って笑った。来栖はむっとして唇にキスをした。唇から首筋、そして肩にキスの雨を降らす。くすぐったそうに笑う春歌に来栖も笑う。優しく春歌の胸に手を置き胸にキスをすると、春歌が甘い声をもらす。初めてきく春歌の甘い声に緊張しながらも行為を続ける。胸を優しく揉むと春歌が来栖の声を呼んだ。

「怖いか?」
「はい…幸せすぎて怖いです」
「…っ」

可愛い顔でそう言った。そんなに可愛いことを言われて嬉しくないはずがない。来栖はにっと嬉しそうに笑い、春歌の唇に甘く深いキスをした。


そんな可愛いこと言うと食べちゃうぞ
(春歌、それは反則だって)


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