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▼ 詰め合わせ

目の前には何故か、猫耳が生えた音無さんがちょこんと正座して座っていた。あれ、これって襲っていいの?…じゃなくて!何で?!どうして猫耳が生えてるんだろう?いや、その、可愛いからこれはこれでいいけど…じゃなくて!まさか夢…?!そ、そんな…!こんなおいしいシチュが夢のわけが…夢だった…。
≪立向居と音無≫


今日はこれを木野ちゃんに着けようと思っている。これっていうのは、この猫耳のことだ。今日は噂によると猫の日らしいからな。折角の猫の日を満喫するにはこの猫耳が最適だろう。木野ちゃんぜってえ似合うだろうな。やっべ、今から楽しみだ。あ、早速ターゲット発見。「木野ちゃんこれやるよ」
≪不動と木野≫


今日は猫の日だと朝から春奈が騒いでいた。俺には全く騒ぐ理由が分からない。猫の日というのは何で存在しているのかと疑問さえ抱く。「春奈、猫の日は必要なのか」「必要かどうかはその人次第じゃないかな。私は必要だと思う」「ほう…何故だ」「猫耳着けた木野先輩が見られるから!!」にこりと笑って答えた春奈に俺は即座にこう口にしていた。「俺も必要だと思うぞ!!」
≪鬼道兄妹≫


ちょ、俺にどうしろと…?!俺は猫耳が生えた山菜を突然預かってくれと頼まれた。猫耳って…一体何があったんだよ!説明もなしに突然預かってくれとか言われても困るし。ていうか二人きりとかやばいから。誰か…誰か早く来てくれ。…ていうか山菜も何かしゃべれよ。気まずいじゃんか。「おい、山菜」「にゃあん?」「?!?!」え、ちょっと待て!にゃあって何?!にゃあって何?!言葉まで猫になってる?!まじで何。どういうこと?!説明くらいしてけよ瀬戸!!「…なーんてね、驚いた?」…って騙された!
≪倉間と山菜≫


「剣城ー!どうにゃん?」と俺に猫耳カチューシャを着けて現れた空野。…可愛すぎだろう。にゃんって…!おまえ…!理性保てなくなるだろ。猫耳似合ってるし…いつにもまして可愛く見えるし…。大丈夫か俺。「剣城、聞いてる?」「あ、ああ」「もう…。ちゃんとこっち見て聞いてよ?」「!!」限界だ!
≪剣城と空野≫



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