パターンA恋は盲目
「ほら、ご飯だよ」
「わあきれいな月の石!さすがダイゴさん、見る目が違いますね!」
「うん、君にぴったりだと思って」
「少し硬いと思いますけど、ダイゴさんが選んでくれたものなら石でも食べられる気がしてきました!」
「おいしいよ」
「ありがたくいただきます!」
「初めての味はどうかな?」
「う、うーん…なんだか未知の世界が開けそうです!」
「そうかそうか、おいしいなら良かったよ」
「でも大きいので、できれば小さくしてもらえると助かります…」
「ああうん、確かに小さいほうが食べやすいかな…ちょっと待ってね砕いてくる」
「さすがダイゴさん優しい!」
こちらは、自分から食べようとしてみたけど月の石はやっぱり大きいし硬いしで食べられなくて結局少し舐めてみただけ(?)のお話