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相変わらず、準備室に直行。担任だし、銀八のところに顔を出せば朝から出席してたことにしてくれるだろう。


「先生おはよ」

「おっせーよ、何時だと思ってんだ」

「11時。早くない?」

「昼前だぞ不良生徒」


荷物を見て教室に寄らなかったことは分かってるくせに何も言わないらしい。まあ、いつものことだけど。


「ここに居座んのはいいけどよ、今日会議でいねーよ先生」

「あ、そう。別にあんたじゃなくてここでサボりたいだけだから、いいよ」

「いや俺がよくねーの。鍵閉めっから教室行きなさい」


うそでしょ。ああやっぱり今日は来なきゃよかった。


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