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もう学校には行きたくないと思った。別にあんなクソ教師一人に見捨てられたってなんとも思わないけど、なんとなくだ。なんとなく行きたくないと思っただけだから、全然あいつは関係ない。この間のことも、関係ない。
「って、言い訳してる時点で私の負けか」
他に何も考えなくていいように適当に色んな人を誘って会ってお金をもらった。それこそ日をできるだけ空けずに何日も連続で。
余計、虚しさが増しただけだった。
「…ックソ」
たくさんお金が貰えても美味しいものが食べれてもふかふかのベッドで眠れても、がむしゃらに色んなやつとセックスしたって、あいつの真っ赤な眼と射抜くような視線が頭から離れなかった。
ムカつくムカつくムカつく。あいつに私の何が分かるってんだ。
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