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「ふあ、ねむ…」


今日は学校には行かない日。あいつに死ねと言い放ってからもう三日か四日は経ったと思う。あれ、でもあの日が水曜で今日が火曜だから、えーっと。


「ま、いっか」


たぶんもう一週間は行ってないんだと思う。学校側も一ヶ月とか、それくらい休むとさすがに母親に連絡がいくけど、もう私のことは諦めてるらしい。

確かあまりに欠席が多い生徒のいるクラス担任は変な触手の生えた校長にグチグチ小言を言われると聞いたことがある。つまりあのムカつく白髪頭は今頃私のせいでこっ酷く絞られているに違いない。


「ふん、ざまみろ」


窓を開けるとこんなに天気は良いのに、薄暗いホテルのベッドは生臭かった。


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