巻数 | 年号 | 日 | 数え年 | 出来事 | 備考 |
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弘化元年〜2年 1845〜46年 | 不明 | 1 | 山崎烝、誕生 | 原作より数えで逆算。大阪の医家に産まれる。父の表向きの顔は医者。烝は忍として育てられる。 | |
異聞4巻 | 幼少期 | 姉・歩に忍の手解きを受ける | 感情がある。泣いたり笑ったりする。怖いとか恥ずかしいとか言う。一人でも生きていけるように、歩に厳しく指導される。 | ||
10前後 | 山崎姉弟、木の上で | この頃からあの髪型あの眉毛。傷だらけ。既に所作が美しい。無表情。アニメ14話では「姉ちゃん、僕も大きゅうなったら姉ちゃんみたいな忍になれる?」って言うセリフがつく。笑顔が可愛い。 | |||
鐵7巻 | 幼少期 | 巻末漫画、父による忍修行 | 酒→薬→毒の順で命がけで耐性をつけさせられる。 | ||
鐵9巻 | 幼少期 | 回想より、水上を走る修行 | 舟に乗る父と歩(?)に向かって、小さな箱を浮かべた海面を走る烝の後ろ姿。「嫌っちゅ程修行」した。 | ||
ドラマCD | 幼少期 | 傷だらけで帰ってくる烝に歩は薬草を擦って塗る | 烝は甘えたかった。歩は一人前にしてあげたかった。「慰めの文句一つ言うてくれへん」 | ||
×× | 文久3年 1863年 | 末 | 16 | 山崎烝入隊 | |
劇場版描き下ろし | 某日 | クッキング山崎回想より | 料理する姉・歩を天井裏から覗き見る。手際の良さから日常的に見て覚えていた可能性。 | ||
異聞1巻 | 元治元年 1864年 | 3月 | 17 | 市村兄弟入隊 | 烝と鉄初めて接触。犬っコロという認識。 |
翌日 | 『枡屋』へ偵察 | 烝は他隊士と話もしない。暇な時は本を読んでいる。初めての怒り。任務を邪魔した鉄を待ち伏せて、左頬に平手打ち。 | |||
異聞2巻 | 4月? | 「ここ何ヶ月かの火事」について調べる | 今年4月までで34件内21件が空き家もしくは夜中原因不明で出火。 | ||
夜『枡屋』に潜入を試み長州の忍・サラに返り討ちに合う | 焦って土方に自ら申し出。後ろ左肩に傷を負う。 | ||||
異聞3巻 | 某日 | 第10話表紙イラスト | 歩に朝ごはんをよそってもらっている烝。よかったね。たくさんお食べ。 | ||
翌日 | 『枡屋』の件が『髪結いの弓』に引き継がれる | 山南・藤堂帰還。後ろ傷の件で思いつめ、切腹しようとしたところ歩に叱られる。 | |||
『髪結いの弓』動き出す | 歩、しばらく賄い方の仕事は休み。市村兄弟が買出し、トリオが料理する。 | ||||
ドラマCD | 5月某日 | 長州に雇われた凄腕の忍『影』との死闘 | 午前中、雨の中会津藩士を護衛していたが影に刺される。瀕死のところ心配してくれた市村兄弟に八つ当たりしたら歩に叱られる。手当中に自虐して甘えてみるも叱られる。 | ||
同日 | 囮作戦会議 | 土方に傷を心配される。兄の庇護の元ぬくぬくしている鉄に八つ当たりする。鉄は何かを察する。 | |||
ドラマCD | 夜、囮作戦決行 | 影の問いに対し、手解きは姉と言いかけ女の師匠と言い直す。「力に頼らず柳のように斬撃を受け流す」忍術と称される。良い忍になるとも。影に敵わず諦めようとしたとき歩に喝を受ける。土壇場で『隠形の術』を習得して勝つ。烝が忍で有り続けるのは、「たった一人の肉親」との「唯一の絆」。沖田に褒められて誇らしいのに素直になれず自分の無力さを責める。歩に支えられながら帰る、その間色々話しかけてくれていた。 | |||
異聞4巻 | 数日が経過 | 歩、久々にして最期の夕食を作る | ご飯、沢庵、味噌汁、焼魚、煮物(里芋とずいき?) | ||
同日夜 | 歩、鉄に遺言 | 烝は歩を目指して女装をしている。 | |||
日を跨ぐ | 『髪結いの弓』長州藩士の潜伏先に潜入し接触、烝のフリをして殺される | 烝、雨の中歩の後ろ姿を見る。鉄に歩の仕事について問いただされ怒る。 | |||
同日 | 足で障子を開ける | 文机で本を読んでいたところ、再度鉄が訪ねてきた気配を察知。右足で乱暴に障子を開ける。 | |||
直後 | 鉄に遺言の内容を聞かされ現場へ向かう | 歩の亡骸の前で初めて『姉上』と呼ぶ。 | |||
翌日 | 歩の葬式 | 烝、飲酒して屋根の上。悲しいという感情を教えられる。鉄に初めてススムと呼ばれる。照れ。 | |||
ドラマCD | 6月4日 | 歩との別れ | 深夜、歩の前で独白。心の中で鉄之助と呼ぶ。「えらいこっぱずかしいわ」。小さい頃からずっと心配してくれていたのは知っていた。沖田が呼びにくる。夜が明ける前に出発。「行ってまいります、姉上」 | ||
6月5日 | 早朝、沖田らと共に『枡屋』へ踏み込む | 歩に化ける。殺す気だったが古高を拳で殴り気絶させるに止める。駆けつけた鉄に初めて微笑む。 | |||
同日 | 長州の決起が早まると予想 | 観察方は会合場所を探索。昼過ぎに黒谷へ会津藩援兵出動願いを出す。 | |||
同日 | 暮れ六ツ時(午後6時)新撰組単独での御用改めが開始 | 土方より、観察方は屯所の警備を、烝にはもう一つ篭る鉄に隊服と刀を渡すように命じられた。 | |||
同日 | 押入れに篭る鉄に喝を入れる | 辰之助に左頬を殴られそうになるが手で防ぐ。市村兄弟について言及している。 | |||
同日 | 夜四ツ(夜10時頃)『池田屋事変』、屋根の上でサラとの決闘(個人的な要件※異聞6巻発言) | 永倉の叫びを察知、耳がいい。速さ・跳躍力共に敵わないので力で勝負し始める。発光弾を打ち上げ場所を知らせる。 | |||
異聞6巻 | 同日 | サラと決着 | 苦無は持ったものの顔面をグーで殴りサラの歯を欠けさせる。 | ||
同日 | 吉田と鉄の死闘 | 後の発言から何処かから見ていたことがわかる。 | |||
6月6日 | 『池田屋事変』終結 | 早朝、屋根の上から鉄に話しかける。降りて来る。そして褒める。そして戯れる。 | |||
6月7日 | 祇園祭に市村兄弟と行く | 明るく振る舞う鉄とお通夜みたいな顔した辰之助を観察する。辰之助と二人きりにされても平静。辰之助の兄弟感について、理解は出来ないが和解を示す。長期戦が得意な毒舌。叩く時は平手。辰之助の右頬を叩く。 | |||
同日 | 27話表紙で市村兄弟と祭りを楽しむ | 辰之助は荷物持ち、鉄はイカ焼きとりんご飴(3個)、烝は椀に入った何かを箸で食べている。右利き。 | |||
同日 | 神社にて市村兄弟と花火を見る | 烝の発光弾の影響で上げることになった花火。アニメ24話では屯所の屋根に登りだがる鉄に「高いとこに登りたがるんはガキの証拠やな」と言いつつエンディングで忍装束になり屋根の上にいる。悔やむような顔の烝に寄り添う歩の霊も一緒。 | |||
鐵1巻 | 6月16日 | 『蛤御門の変』 | 回想にて。鉄も参戦。 | ||
×× | 8月5日 | 『夷敵戦』(馬関戦争) | 幕府VS尊皇開国倒幕派 | ||
9月位 | 鉄に変装して来客対応 | 鬘は獣の毛で作った。鉄に悪戯して遊ぶ。鉄、少し背が伸びる。烝の後ろ髪がなくなっている。 | |||
9月30日 | 近藤、隊士募集のため日野へ帰郷 | 藤堂が先に、近藤と永倉が後から向かう。 | |||
とある日 | 第3話表紙にて鯉を捌く | 器用。みんなの中にちゃんと混ざっている。 | |||
劇場版9月9日10月頭位 | 蕎麦屋にて斉藤の占い | ざる蕎麦を食べた。鉄の隣に座る。占いを阿呆らしいと思っている。失言に動揺。市村父が見える斉藤に頬を染めながら質問しようとして遮られて拗ねる。 | |||
10月15日 | 伊東ら新撰組加入のため日野を出発 | 備考 | |||
鐵2巻 | 10月某日 | 伊東ら7名新撰組に加入 | 近藤のセリフより男色が流行していることがわかる。 | ||
同日 | 『豊玉発句集』を巡る追いかけっこ | 天井裏にいる烝。日頃から通過している模様。お部屋で本を読む。鉄から渡された句集は土方に返してあげる。 | |||
12月頃? | 雪、『長州藩征伐』についての会議 | 鉄を市村呼び。市村兄弟より察しが良い。 | |||
元治2年慶応元年 1865年 | 2月19日頃 | 18 | 夜、山南行方をくらます | 永倉のセリフより逆算。 | |
2月22日 | 山南捜索 | 観察方総出で都を包囲、情報収集。夜、警告するも、変装していた烝の馬を奪って山南は逃走。苦無を出すも投げず。 | |||
2月23日 | 山南脱走により命を落とす | 幹部に報告するも、取り乱した鉄に「おっちょこちょい」と言われる。帰ってきた山南に集まる試衛館メンバーの邪魔をしないよう気遣う。土方の気持ち、鉄の気持ちも慮る。 | |||
鐵3巻 | 3月10日 | 屯所を『壬生・前川邸』から『西本願寺』に移転 | 池田屋の後増えた隊士では手狭になったため。僧侶が長州の残党を匿ったことから。 | ||
春某日 | 鉄が沙夜を屯所に連れてくる | 二人を見て下世話(※辰之助談)なことを言う。市村兄弟を色恋沙汰に疎いと思う。女の子の顔を見ればわかるらしい。 | |||
幾日後 | 辰之助トリオと呑む | ザルの辰之助。自分には悩みを言わないのに『友達の山崎』には言っているのではないかといじける。梅が咲いている。 | |||
閏5月 | 医師・松本良順『西本願寺』を訪れる | 木にくくった藁人形の急所を苦無で刺す。市村兄弟の相談窓口。三人でご飯食べに行く位の仲に。藁人形を見た松本に隊医となるよう指名される。実家は大阪の医家だが、忍になる術しか教わっていない。松本の言葉に心動かされ、弟子になる。『金創縫合術』を学ぶ。 | |||
幾日後 | 松本の健康診断 | ほっぺが良く伸びる。松本を師匠と呼ぶ。週に2・3度は屯所に帰ってきている。実戦に対応した緊急医術のみを習っている。「顔に似合わず熱血漢」「寝る間も惜しんで勉強している」(※松本談)。照れ。とても可愛がられている。松本の表情で沖田の病状を悟る。隊内では一番に沖田の結核を知らされる。 | |||
鐵9巻 | 某日 | 回想より、医術を学び始めの烝に脈の測り方を教えてもらう鉄 | 文机に向かって『蘭学事始』著者杉田玄白などのたくさんの本を読む烝に、医者が何するのか問う鉄。お医者にかかったことのない鉄。「『まずは患者の状態を正しく理解する事』らしいわ しっかりと見て聞いて触れて… どこがどう悪いか知ったらなアカン」。手首に触れて、脈の測り方を鉄に教える。 | ||
ピスメくじ ドラマCD | 某日 | 鉄の手当てする山崎先生 | 週に2、3度帰ってきている。市村呼び。鉄、稽古中に右足を捻挫。手当が痛い、雑。「優しくする必要のある」患者なら優しくしてくれるらしい。毎日毎日勉強しても時間が足りない。自分はまだまだだと思っている。烝の医学書の一行目『医術を学ぶ者、この下記を開きて』。団子を食べに誘われる「甘くないのもあるし」。「友離れしろ」って言ったら「烝が勝手に離れていく」って寂しそうにされて鉄の頭なでなでする烝。デレ。 | ||
ドラマCD 7巻初回版 | 梅雨の時期 | みんなで『箱庭』づくり | 屯所にくる薬屋と商談して薬を買うことも。新商品の「新陳代謝を上げる薬」を買う。調べ物もいっぱい。箱庭にハマる沖田と鉄の側に気配なく現れる。アレコレ買おうとする鉄を殴る。「出来合いのたっかいもんばっか買わんでも、こんなん自分で作ればエエねん」ミニチュア作る隊医。DIY。沖田と鉄におねだりされると断れない烝。辰之助を巻き込み「計算通り」と珍しく笑顔(※沖田談)。 | ||
半月後 | 箱庭屋の思惑に気付いて機転を利かせた烝 | 辰之助と一緒に日が暮れるまで仕事ほったらかして作業してしまう。性分。本人曰く勉強の息抜き。辰之助に「毎日夜遅くまで」って言われて殴る。箱庭を忍者屋敷にしてしまう。箱庭屋を間者と見抜いて、恐ろしい話をして追い払う。『豚相撲総当たり戦』という遊びがある。 | |||
同日 | 土方へ報告 | 土方の対応を「二人を悲しませたくなかった」と受け取る烝。人形をこっそり直す土方に気付いていた烝。土方曰く、何気ない日常が続くことが縁起が良いこと。 | |||
鐵4巻 | 11月4日 | 近藤・伊東らと共に広島へ | 長州の動向を探るために広島入り、岩国も視察。珍しい袴姿、凛々しい。 | ||
12月末 | 京への帰路につく | 医療器具も購入。屯所に帰れば正式に医者となる。伊東の思惑にも気が付いている。近藤らは京へ帰る。烝は密偵として広島に残る。 | |||
慶応2年 1866年 | 1月1日 | 19 | 沖田、土方の部屋で年賀状を書く | 沖田は烝について、「すごく頼りがいのあるお医者さん」になるだろうと書いている。 | |
1月21日 | 『薩長同盟』成立 | 夕刻。 | |||
×× | 7月 | 広島での任務完了 | 幕府の長州尋問使に随行し、広島で密偵として情報収集活動を行っていた。(京へ帰ってきた正確な時期は諸説あり不明とされている) | ||
夏の終わり〜秋 | 鉄が大成長(※変声期を迎え梶裕貴になる) | 椅子に座る隊医様。畳敷きに寝台もある。三村の腹を開いて盲腸を治す。引きこもりがちな辰之助に「薬臭い所」陰湿な針山呼ばわりされる。 | |||
同日 | 三人でお昼ご飯を食べに行く | 鉄はご飯、焼き魚、豆腐の味噌汁、山菜の煮物を食べている。鉄に薬の材料の買い物を頼むと「怪しいモンばっか」と言われる。小倉屋で買える模様。二人きりになった辰之助と下世話な冗談を言い合う。 | |||
ZAN1巻 | 某日 | 『イタズラと笑顔』別名山崎女医 | 女子部屋。山崎女医、女装沖田。隊士に大人気。やんちゃ妹系おテツちゃん。悪ノリしてみんなで土方を女装させてゲンコツされる鉄と烝。タンコブ烝。定期検診を受けない辰之助。烝の触診は容赦のない暴力。 | ||
ドラマCD 劇場版特典 | 某日 | 『古物市一日店主』 | 古物市に本と女装した土方が使った鬘を出す。鉄曰く「意外と物持ってる」。なお殆どが本らしい。辰之助がいないことを気にする。人にもカビやキノコが生えると言ったら鉄が動揺したので面白いからそのままにした。大声出すなと言ったそばから出した鉄を「やかましい!」と言って引っ叩く。お駄賃に団子。 | ||
ドラマCD 劇場版ディスク | 某日 | 『市村鉄之助の悩み(青年期編)』 | 辰之助の心配をする隊医。「湿気った布団に寝るのは体に良くない」「病人は清潔なところに寝かすのが基本」「寝不足は大病の元」。最終的に市村兄弟の相談役にされる烝。辰之助に、鉄の無自覚の恋心について相談される。多分辰之助を叱りつけた。 | ||
7月20日 | 将軍・家茂死去 | 大阪城内にて病死。21歳。松本が治療。 | |||
12月5日 | 徳川慶喜十五代将軍となる。 | ||||
慶応3年 1867年 | 3月20日 | 20 | 『御陵衛士』メンバー脱退 | 坂本の言う『拠り所』という言葉に鉄が思い描いた中に、辰之助の肩に腕を乗せて本を読んで怒られている烝の姿がある。 | |
6月10日 | 新撰組、幕府直参となる | ||||
6月15日 | 屯所を『西本願寺』から『不動堂村』へ移転 | 資金は西本願寺が負担。とても広く「大名屋敷」と呼ばれたとも。 | |||
9月23日 | 明治天皇即位 | ||||
10月15日 | 『大政奉還』 | 徳川幕府は家康以来およそ250年に渡った『全国統治』の権限を朝廷へ変換した。 | |||
劇場版描き下ろし | 某日 | 山崎女医の再来 | 市村兄弟といると割と姿勢を崩す烝。襖に背を預けて読書。鉄の無自覚ぶりに呆れる。沙夜を男装させる。鉄を「女心の分からん男」と言う。どうやって入ってきたのかと言う問いに「愚問やで」と答えたことから忍者式でお邪魔したと思われる。どんな美人でも違和感のない美少年にできる。ノリノリ。沙夜の男装が可愛いと称する鉄に「それな。」。 | ||
11月15日 | 坂本龍馬暗殺 | 鉄に化けた鈴により。 | |||
鐵5巻 | 秋頃? | 屯所中庭にて焼き芋(近藤・土方・鉄・沖田・烝) | りんご・みかん・ネギも焼く。沖田係。上からくる。特製の健康食を作ってあげている。沖田の病状を周りに伝えるか苦悩する。真面目で思慮深い優しい子。帰還した斉藤に助言を貰う。医務服に羽織。沖田に焼き蜜柑剥いてあげている。 | ||
鐵6巻 | 某日 | 巻末四コマ沖田に薬を飲ませる烝 | 薬が苦いと言う沖田のために口直しのお菓子を用意してあげる烝。沖田がいたずらして薬を隠したので、ハズレを引くまでちゃんと食べさせる。「鬼」と言われ「鬼で結構。」と時に厳しく(?)。 | ||
鐵5巻 | 某日 | 鐵5巻イラスト | 鉄と寝る辰之助が、怪獣になった烝の悪夢を見ている。 | ||
11月17日 | 鉄、斉藤にごめんなさい | 近藤・伊東の会談前日。 | |||
11月18日 | 『油小路事変』 | 沖田血を吐く、その部屋の隣で待機している烝。医務室という単語が出てくる。沖田の様子に度々焦った表情を見せている。 | |||
同日 | 屯所内に侵入される | 沖田から逃げてきた侵入者たちにメスを投げて額に刺す。戦う隊医。メスは飛び道具。背中に刀も。荒ぶる沖田の頸に麻酔針を刺す。沖田を少しでも長く生かすため、それはみんなのためでもある。 | |||
鐵6巻 | 同日 | 藤堂平助油小路の最中命を落とす | 刺された藤堂に永倉が烝のことを「アイツこういうのパパーっと治しちまうんだぜ ちょい と 荒っぽいけど…よ」と言う。 | ||
同日 | 烝、表へ加勢しに行く | 沖田を姫抱きにする。麻酔の効果は半刻ほど。近藤に沖田を預け、鉄を「我が友」と呼ぶ。 | |||
同日 | 無実の罪で海援隊に狙われる鉄を守る | 辰之助が自作の銃で威嚇するも一撃で壊れる。劇場版では「死ぬな鉄之助」と声が入る。援護するため鉄を庇いながらとんでもないハッタリをかます(後の事実)。鉄にゲンコツ。これはすごく怒っている。市村呼び。 | |||
同日 | 坂本死亡を聞き取り乱した鉄が自ら連れて行かれる | 追いかけたい気持ちを押し殺して、今自分に任された仕事に戻る。患者を守るためにどうやって輩を帰させるか思考を巡らせる。 | |||
同日 | 事態の収束 | 近藤・土方に鉄の行方を知らせる。「鉄之助」と呼んでいる。悔しそうな烝に近藤が「その駿足ならば」と言う。追いたい気持ちを察して「隊医として負傷した隊士達を見捨てずにいてくれた」と礼を言われる。モノローグでは「死ぬな 市村」と言っている。 | |||
鐵7巻 | 某日 | 第32話表紙、沖田の周りに集まる人々 | 隊医はお茶も運ぶよ。 | ||
12月初頭 | 新撰組の朝は明け六(午前6時)から始まる | ゴーンと鐘がなる。沖田の部屋に炭を持っていく烝は多分もっと早起き。不衛生なので、布団に潜り込むサイゾーに舌打ち「豚めが。」と発言。引退した身とはいえ己の忍術の低劣さに嫌気がさす。 | |||
同日 | 不動堂村朝の景色 | 野菜や豆腐を売りに来る商人がいる。台所を手伝えば飯一杯とおかず一品追加してくれる。メニューはご飯、焼き魚、味噌汁(油あげ?)、煮物(里芋とサヤエンドウ)、沢庵。斉藤、山口二郎に改名。『油小路事変』よりあった屯所への出入り規制が解除される。 | |||
油小路後 | 辰之助引きこもり夜型に | 事件のショックで銃の改良に励む。 | |||
同日 | 辰之助、銃の製造許可を求め近藤・土方の元へ | 辰之助は許可が貰えず食い下がる。烝が間に入り、隊医として銃を所望。許可が貰えるように一緒に頭を下げる。劇場版では辰之助を心配する鉄を思う。辰之助は泣いて喜ぶ。山崎、ヤマザキ、ススムの隊医三段活用。 | |||
同日 | 鉄、島原にて | 沙夜の鬘を見て「ススムも女形カツラたくさん持っててさ〜」と誤解を生む発言をする。 | |||
12月2日 | 市村兄弟と戯れる | 辰之助に対し「時代が変わって発揮される才能」と称する。周りをよく見ている。銃開発に夢中な辰之助に「もう大丈夫だよな」と呟く鉄を意味深なカットで見る。劇場版では鉄を微笑んで見ている。ふんどしの的。劇場版では鉄が烝の手を取っている。筆を持っているので書いたのは烝。ちょっと嬉しそう。ちゃっかり鉄を指差す。山口(斉藤)、烝に何か見える。 | |||
某日 | 巻末イラスト、辰之助夜に徘徊して叱られる | 鉄と烝のふんどしを盗もうとしたと自白する。 | |||
ドラマCD 劇場版特典 | 某日 | 『ふんどし捕物帳』 | 日光浴びないと健康に良くないと言う烝。洗濯当番手伝うと夕飯のおかず一品増える。適当な冗談を言う烝。木登りはできるけど、辰之助のふんどしを触りたくない烝。猫に会話で解決しようとする鉄に突っ込む烝。枝が折れそうだから慌てて鉄之助って呼ぶ烝。 | ||
12月9日 | 『王政復古の大号令』発令 | みんなで集まって話を聞いてる時も鉄の隣。 | |||
某日 | 忘年会の飲酒量を調査する鉄 | 辰之助と書いてこいつと読む。ナチュラルに鉄之助呼び。辰之助(樽1)、鉄は1合飲んだら寝る、烝は幼少の修行のお陰で一升いける。余興に『男体盛り』を発案。男だらけの忘年会では下の笑いは必須らしい。公式クールビューティー。切り傷より性病の治療が多い日もあり鬱憤がたまっている隊医。「チン◯」「ケツの◯」。酔うと顔赤くなる。ひらがな喋りでふにゃふにゃする。可愛い。酒『美男子』を飲む。 | |||
劇場版描き下ろし | 某日 | クッキング山崎 | 診察室には診察中の札がある。夕方にはお開き。屯所の後ろには畑があり大根が採れる。三つ足大根を見て「またチ◯コか。」とキレて折る。鉄の純粋さに呆れる。『万宝料理秘密箱』著者器土堂を読んで即座に理解する。『昆布と油揚げの煮物』20人前を手際よく作る。歩の面影。楽しそうに料理していた姉を思い出して微笑む。見た目も味も完璧。「顔と頭が良いだけでもムカつく」のにと言われる。 | ||
鐵8巻 | 12月中旬 | 新撰組は大坂へ | しかしすぐに京都の南の町『伏見』を警護するよう名を受ける。 | ||
12月16日 | 屯所が『不動堂村』から『伏見奉行所』へ移転 | 庭もある広い屋敷。 | |||
同日? | 縁側にて三人でご飯(汁物と握り飯) | 握り飯を食べている。指についた米粒も食べるよ。市村兄弟が吹き出すのがわかっているので立ち上がって背後から「お前お沙夜と結婚しいや。」って言う。劇場版では握り飯食べながら歩いてきて勢いよく中腰になる。可愛い。いつまでも自分の気持ちに気付かない鉄に、何段階か踏んで自覚させる。 | |||
12月18日 | 近藤、御陵衛士の残党に肩を撃たれる | 軍議出席のため『二条城』へ行った帰りに狙撃される。 | |||
同日 | 撃たれた近藤を診る | 襷掛け。「私の腕では」弾を除けないため、大坂からくる松本の判断を待つ。 | |||
後日 | 松本、到着 | 神経が入り組んでいるため取り除けない。松本の横にいる烝。アイコンタクトで現場で見つかった銃弾を差し出す。劇場版では松本がカットされ一人で頑張ることになった。 | |||
? | 回想より、山口(斉藤)からの助言 | 当初は烝も2、3日大坂城へ滞在する予定であったが、市村兄弟と共に残った方が良いと言われて蕎麦屋で言われたことを思い出して何かを察する。劇場版では文机の上に積んである本の一番上に『扁倉伝割解』の上巻著者浅井図南がある。 | |||
某日 | 8巻巻末四コマ、川の字で寝る市村兄弟と烝 | 鉄の寝相が悪いので緩衝材にされる烝。横蹴り・ドロップキック・チョーク攻撃をされる辰之助。真ん中にいるのに動じない烝。寝ながら『ええかげんにせぇ』と鉄の脚を押さえて股間に足を。寝ている間の異変には気付いていない模様。 | |||
鐵9巻 | 某日 | 鐵9巻表紙イラストより | 冬の夜に星座を見る三人。辰之助と空を指差しながら、左手は背中合わせの鉄と繋いでいる。帯を捲ると見れるのがなんか良い。うしかい座だと言う辰之助に「足の位置おかしいやろ。またさけ座やん」と返して鉄が爆笑している。 | ||
鐵8巻 | 数日後 | 慶喜の勧めで病人・怪我人は『大坂城』で療養 | 沖田を支える手が綺麗。見送る時に会釈している。滲み出る所作の美しさ。 | ||
? | 辰之助に銃を貰う | 畳に机と丸椅子、骨格模型がある。銃を握ってみろと言われてめちゃくちゃ格好つける。鉄にドヤ顔で自慢するも放心していて無視される。沙夜の身請けを決めた鉄。劇場版では火鉢の前であっさりと銃を受け取る。しかし胡座をかく生足を見ることができる。鉄の様子を察してわざと銃を自慢してみせる。沙夜への気持ちを聞いて「ほぉか」と満足そうに微笑む。文机の横に『蘭学事始』『扁倉伝割解』と並んで『和蘭内景医範提綱』が綺麗に積んである。 | |||
数日後? | 鉄、土方に身請けの相談 | 表向き却下されるも、島田に沙夜と店について調べるよう命じる。劇場版ではこの場に烝もいて、鉄のために口添えする。土方の結論を聞き、微笑む。 | |||
慶応四年 1868年 | 1月3日 | 21 | 『鳥羽伏見の戦い』 | 旧幕府VS薩摩in京都。幕府と朝廷の全面戦争。戦争から市村兄弟を逃した土方が「…どうにか上手くすり抜けやがれよ」とモノローグ。土方と島田による建前を部屋の前に座って聴いている烝。劇場版ではその部屋の前に座る烝によるモノローグ。 | |
同日 | 伏見にて薩摩軍と睨み合い(約四時間) | 腰に銃を提げる戦う隊医。山口(斉藤)との会話。「逢魔が刻」。市村兄弟を心配する烝に、戦場で相見ても「命に代えても私が守る」と山口(斉藤)が助言する。「己の任務と安全に気を払う事だ」とも言われ、かつて「個々の先の事柄は話さぬ主義」だった山口(斉藤)の変化について鉄に変えられたのではと推測する。「ご明察」と返され「では 私と同じですね」と屋根の上で泣いた日を思い出す。「故に私も 山口殿と同じ行動を取るのでしょう」と、決心した顔。 | |||
直後 | 全面戦争開始 | 赤池付近で本隊が被弾。それを合図に戦闘開始。 | |||
同日 | 沙夜、伏見に身請けされる | 本当は鈴によって身請けされた。 | |||
同日 | 敗走 | 銃VS長柄物。幕府軍約15,000の兵は薩摩軍約5,000の兵に押され上京することができなかった。 | |||
1月5日 | 『淀城』付近まで後退 | 隊医、野外で手術する。弾丸で粉砕した鎖帷子の破片を取り除く。器用。 | |||
直後 | 医者と忍のスーパーハイブリッド山崎先生 | 敵の射程距離にある窪地に取り残された幕兵を救出する。永倉に山崎先生と呼ばれる。駿足で当たらぬ弾丸。恐らく銃が濡れぬように首の後ろまで持ち上げている。困惑する幕兵に、マスクを取って「安心せぇ 新撰組の医者や」と自己紹介。足を負傷しているため歩けない幕兵に「甲冑を全て脱いで身軽にしろ」と言う。甲冑を囮に煙幕を使い(古風と言われる)敵を撃つ。その隙に引き上げる。永倉に「さっすが山崎! 頼りになるわァ〜!」と称される。 | |||
1月6日 | 薩摩側に帝の『錦の御旗』が立つ | 淀藩は幕府側だったが帝が薩摩についたため、幕府軍は賊軍となり淀城に入ることは叶わなかった。新撰組は大坂城を目指す。 | |||
? | 鉄、新撰組に帰ることを決める | 傷心の鉄だったが幕府軍の敗退を聴き、仲間を失わないために大坂に行くことを決める。必死に止めようとするも辰之助が折れる。 | |||
? | 新撰組『大坂城』へ入る | 徳川慶喜将軍、行方知れず。 | |||
イラスト | 隊医、『誠』の腕章を付けている。 | ||||
? | 江戸へ向かうことに | 慶喜、軍艦で西から江戸へ。本陣が東へ。幕臣は共に軍艦にて江戸へ渡るように命じられ、それ以外は各々藩へ戻ることに。 | |||
1月6日 | 雨の降る日に各々の | 山口(斉藤)・永倉・原田は酒を呑み、烝・沖田は松本が獲ってきたでかい魚を見せられている。市村兄弟は田畑の続く道を歩く。沙夜は2日近くかけて鈴の屋敷に。劇場版では雨の降る夜に一人部屋で傷に薬を塗る烝が見られる。痣傷だらけの身体。肩の後ろ傷も優しく撫でる。 | |||
鐵9巻 | 1月11日 | 兵庫港『富士山丸』 | 新撰組頭と負傷兵と共に乗り込む隊医。襟巻きを巻いている。追加の医療品を乗せた舟の上でチェックしているところに市村兄弟が舟で合流。「鉄之助…!」と呟く。山口(斉藤)、急いで烝の銃を探す。 | ||
直後 | 鈴と繋がりをもつ御陵衛士の残党に狙撃される | 仁王立ちで、戻ってきたことを叱る烝。小言を言う烝に対し「怒んなよ ススムぅ〜…」と言われ早く軍艦に乗るように言う。市村兄弟の乗った舟の船頭が撃たれる。 | |||
直後 | 山崎烝、市村兄弟を助けに飛び出し撃たれる | 銃弾飛び交う中「鉄之助ッ 辰之助…!!」と叫ぶ。山口(斉藤)が烝の銃で敵の船体を破壊しようと試みるも、鈴の策略により重装甲になっていて敵わない。大砲の用意を指示するも、船長が二人いたため伝達が遅くなり使用不可。烝の乗る舟に降り立ち庇う。そこに御陵衛士の舟がもう一艘くる。烝は使えない大砲に苛立ち「オイ! 甲板は何しとる!?」と叫ぶ。しびれを切らして軍艦に乗り込もうとしたところを山口(斉藤)に止められる。市村兄弟の舟が沈みかけ、皆が浮きになるものを投げ落としていくのをただ見ていることしか出来ない烝。沈みかける鉄を見て、「…しゃーないな…」と静かに心を決める。背後から山口(斉藤)を呼び、銃を奪い「有難う」と残し飛び出す。荷物を足場に海面を走る。幼少期嫌ほど練習しておいてよかったと思う。劇場版では走りながら二発の弾を避けている。鉄に手を伸ばしたところを鈴の策略により右脇腹を撃たれる。 | |||
第41話表紙イラスト | 様々な山崎烝 | ||||
直後 | 烝、市村兄弟を救出 | 撃たれるも、気合いで跳ぶ。「鉄之助!!」と浮き袋を投げ、「辰之助…ッ!!」と銃を投げる。辰之助が全員の眉間を早撃ちする。海の中で、鉄の脚を掴む死体の手を解いて、安心して海に沈んでいく。市村兄弟が救いに来る。劇場版では市村兄弟の姿を見てから気を失う。 | |||
直後 | 師匠・松本の手による手術 | 近藤の部屋にて松本の手術を受ける。上に問い詰めた後の土方の悔しそうな顔。辰之助は外の空気を吸いに。 | |||
直後 | 山崎烝、永眠 | 最期に市村兄弟を呼ぶ烝。心配する鉄に強がる烝。「俺は新撰組の医者やで 自分の身体の具合くらい…自分で分かるわ…」。鉄が背中合わせに座る。屋根の上での出来事と同じ構図。モルヒネいっぱい打った。ああいうことはもうするなと言われてを握られる。「ありがとうな ススム」。それに応えるように手を握り返す烝。死ぬのは思っていたより怖い。目の前の歩の姿が言う。劇場版では「はよ、言い」と言っている。「ありがとうな 鉄之助」歩の遺言通り、忍として捨ててこなきゃいけなかったものを市村兄弟にもらったことにお礼を言う。「いっぱいいっぱい ありがとうな」瞳に涙を溜めながら、幸せなことを思い出して笑顔で。眠るように、穏やかな笑顔には一粒の涙がつたう。鉄は烝に教わった脈の測り方を思い出して、烝の手首に触れる。頭によぎったのは、烝の笑顔。 | |||
1月12日 | 永倉の回想より | 烝の左手首を掴む鉄と胸に手を当てる辰之助の姿。 | |||
1月12日 | 山崎烝、水葬 | 綺麗な顔。多くの人に惜しまれる。土方の目元に涙跡。水葬される烝に手を伸ばした鉄の手を止める辰之助も涙と鼻水を流して悲しむ。「…さよなら ススム」。布で巻かれた烝の遺体が海に葬られる。 | |||
数日後? | 新撰組、江戸に到着 | 土方が辰之助に「…山崎君の事は 本当に残念だった」と言う。鉄は空を見て泣き、辰之助は追い詰められた感じ。永倉曰く「山崎に報いる為にも」必死。 | |||
某日 | 烝の銃を改良する辰之助 | 鉄の身を守るために、烝の銃を改良する。 | |||
巻末オマケ | 脚を組んで座る洋装の烝。麗しい。先生ありがとう。 | ||||
鐵14巻 | 4月 | 市村辰之助、新撰組を脱する | 『宇都宮城』での戦にて、土方の指令の捏造をした辰之助と言い争いになる鉄。「保護者面して支配」しようとする辰之助に銃を向けられて脅される。口論に。毎回止められなかったことを悔やむ辰之助。鉄の制止も聞かず「烝が俺達を救う為に死ぬ≠フを防ぐ事が出来たのに…ッ!!!」と言ってしまう。続けて「鉄と俺と…烝の為にもな…!!」と言う。鉄はそれが引き金になり烝の銃を取り辰之助に向ける。「アンタなんか、兄貴じゃねぇよ」と言い残して鉄は辰之助の元を去る。行ってしまう鉄の背中の隣に烝の幻覚を見て辰之助は発狂した。 | ||
鐵15巻 | パラレル | 鐵15巻巻末イラスト、みんなで映画を観る | 歩と鉄に挟まれて足組んで座る烝。姉弟で見つめ合っていて嬉しい。 | ||