薪探し
「寒!!!銀時っ、寒すぎだぞ!?何が起きたのだ?!地球冷却化現象か!?シロクマの逆襲か?!!」
「騒ぐな!!お前が動くと冷気も動くんだよ!ジッとしてろ!ただでさえ暖がとれねぇってのに!」
「おい、銀時顔も体も近ェよ。もっとあっち行け」
「お前が言う[あっち]って果てしなく遠いんだけど、絶対ぇ此処より寒そうなんだけど」
「安心しろ、すぐ眠くなって楽になれるぜ?」
「死ねってかオイ」
「高杉ぃ、薪があまりなくて火が弱いんじゃから仕方ないき。みんなで寄って暖をとるしかないろー」
「文句ばっか言いやがって。つーかお前が1番火に近いじゃねぇか!さっさと場所変われ!」
「俺より後からきた奴に譲る気は無ェ。自業自得だ」
「あぁン!?てめッいい加減にしねぇと」
ドカッ
「痛ッ!!」
「金時、ヅラに肘が当たっちゅう」
「あ!?・・・あ、悪ぃ」
「馬鹿者!謝って済むなら奉行所はいらぬぞ!くだらない喧嘩に巻き込まれた者の気持ちが貴様にはまだわからぬと言うのか!だいたいお前は昔から周りのことを見ていない!給食の揚げパンを俺に」
ザザッ
「「「あ」」」
「みかんはじゃんけんで獲得するのが武士道だと言ったのに貴様は」
「おいヅラァ・・・火、消えたぜ?」
「何をしちゅう!おまんが足で砂掛けるから!!火が消えてしもうたき」
「む?俺がやったのか?」
「お前だよお前!」
「チッ・・・だから酒で暖とるほうが早ェって言っただろ」
「それじゃ酒が足りん。冬越せないぜよ」
「それはすまないことをした」
「さっき謝ってすむのなら奉行所いらねぇっつったの誰だよ。ったく・・・」
「また薪探しじゃ〜」
「面倒くせェ」
そして冒頭に戻る・・・(笑)