元居た世界では 両親が他界していて親戚をたらい回しにされたあげくの施設で暮らしていました。学校の成績は良かったです。真面目に新聞配達のバイトもしてました。でも無口でちょいと自分の殻に閉じ籠もってたのでお友達らしいお友達はいませんでした。
学校で盗難事件等が何度かありました。たまたま保健室にいっていたりとタイミングの悪かった喜一が疑われました。「やっぱり親がいない子ってのは…」みたいな。わりとレベルの高い学校なので周りは優等生(とか、その皮を被ったやつら)ばっかなのです。大人は信じてくれません。

そんなときにトリップしました。

世界中の誰もが自分を知らないこの世界で喜一はキイチとして生きていく事を決めました。そこに迷いは微塵もありませんでした。

バサッと言うとそんな感じ


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