「っちゅーわけでな?そんでこのメロンパンやねん!」
「へー」
「ごっついメロンパンやろー!?」
「うんすごいすごい」
予蔦のメロンパン談義を右から左に聞き流す、そんな買い物の帰り道。目的地のスーパーから少し離れた所にあるパン屋さんでお気に入りのメロンパンを買って貰った予蔦は至福の笑みで重たい買い物袋を両手にさげている。ごめん、油とか米とか重たいもんばっか買って。
「んを?あれー」
「?」
何に気付いたのか、両手が塞がっている荷物係は顎で道の先を指した。
「おお!」
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