「何でお前とプリクラとらなあかんねん。ありえへんキモいありえへんキモいありえへんキモいありえへん」

「うっさいなあどんだけきもがっとんねん。自分だけ嫌な思いしとるとか勘違いすんな。見てみい うちなんてじんましん出てきたわ」

「ただのイボやんけ」


100円玉を投入。陽気な音楽と可愛い子えのガイダンスが流れはじめる


「お前それ光当てすぎやろ」

「光るに越したことはない」

「背景その色って…ないわぁ」

「黒が引き締まんねん」

「無駄な抵抗やな。哀れ」

「白石お前さっきからいちいちうっさいねん。プロに口出ししてくんな」

「プロてなんやねん」

「詐欺写のプロ」

「えばんなアホ」


それじゃあ二人仲良くポーズを決めてね。はいポーズ!


「…………どちらさん?」

「うちや うち」

「ううう嘘やお前ブスやん」

「おい ブスってゆうな。そしてこれは正真正銘うちや」

「ありえへん。史上最高のブスがこんな美少女になるなんてありえん。ちゅうかほんまにかわいいやん」

「どや白石」

「素晴らしい 天才 美少女」

「ははん そうやろそうやろ。なんなら詐欺写の極意伝授したってもええよ」

「いやええわ。なんもせんと俺かっこええし美少年やし」

「真顔でゆうことやないで」

「あ 美青年か?」

「どっちでもええねん」


次はちょっとクールに決めてみてね!それじゃあいくよ?はいポーズ


「どや」

「あかん。美人すぎて俺と釣り合っとるやんけ…」

「あくまで白石以下なんやな」

「お前ほんま凄いわ」

「せやろ?みんなからも結構すごいって評判やねん」

「リアルとの差がありすぎるっちゅうのが凄さをましとるわ。お前直でみるとほんまブスやもんな」

「殺人は犯罪殺人は犯罪」

「にしても俺イケメンやな」

「結局それかい」


とってもいい感じ!それじゃあ最後は一番かわいい笑顔で写ってね。いくよ!はいポーズ


「めっちゃ付き合いたい」

「え 無理」

「誰がブスと付き合うか」

「え 白石なにゆうてんねん。これうちやで ほらかわいい」

「ブッス」

「ためんなや…」

「えーもーめっちゃかわええやーんめっちゃ好みやねんけど」

「白石キモい」

「いやそれにしてもお前見とったら つくづく俺イケメンでよかったと思うわ」

「白石なんか嫌いや」


仲良く二人で分けてね!


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