「ねーどっか連れてって」

「ああ?たまの休みになぁに馬鹿な事言ってんだ。休みってのはな 休むから休みなんだよ」

「年中休日のくせに格好つけてんじゃねぇよ。あーつまんない。高杉のとこ行こ」

「ちょいちょいちょいちょい待て待て 待ちなさい銀河。高杉のとこはやめなさい」

「高杉 どこにでも連れてってくれるもん。誰かさんと違って」

「えーそれ誰?普通どこにでも連れてくだろォ。いやだとか そんな奴いんのかねぇ」

「銀時 どっか連れてって」

「よし来た。もしかしたらお金儲けできるかもしれないとゆうテーマパークに」

「パチンコとか言ったら殺すから」

「今のは忘れてくれ」

「ああー暇ー これだから財力のない男は嫌なんだー」

「銀河俺の事好き?ねえホントに銀さんの事好き?」

「お金があったらもっと好き」

「素直に喜べねぇなおい」

「銀時と高杉を足して2で割ったら最高なんだけどなぁ」

「自分で言うのもなんだけどよ それ最悪だからね」

「金持ちの銀時と床上手な高杉かぁ… あー迷うなぁ」

「迷うんじゃねぇえ!てゆうかお前高杉と寝たの高杉と寝たの?!足して2で割ったらそうなったの!?」

「あー… 暇ー…」

「無視してんじゃねぇ」

「大丈夫 銀時が一番だよ」

「………遺骨は海に撒いてくれ」

「オッケー任せな」

「お前って時々信じられないくらい酷いよね…」

「そうかな。暇をもて余す彼女の為に頑張らない彼氏よりは酷くないよ」

「あ 銀さんが言ってるのはそうゆう所だからね。そうやって銀さんの傷を抉るのやめなさい」

「銀時の事とはいってない」

「あーもうわかったわかった。そんなに言うならどこにでも連れてってやるよ」

「えーでも準備すんのめんどくさいからやっぱいいや」

「俺いつかお前の事刺しそう」


夕陽が沈む


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