君に、捧ぐ

たぶんキミと僕との関係は
宇宙における月と地球のようなもの
具体的には言えないけれど
さりげなく近く あからさまに遠い

さみしがり屋な僕らの唄は
ニブそうなキミの元へと一直線
特注品の流星マシーン

嘘のように遅く本当は音速
もっと近くに 落ちたいけれど
色々 僕らは欠陥もちで
ルーズなことを言ってはみても

すでに走っちゃってるのラブソング

いつだって僕は 回ってんだ
雨上がりの痛みを背中に隠し
のんびりとした引力で さあ


くり返し 踊らせてよチキチータ



僕からの不恰好なラブソング

  (2010/11/13)

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