そりゃないぜ善法寺伊作！
「失礼しまーす」
「わぁ、珍しいね名前！僕に会」
「失礼しましたー」
「こらこら」
「ちょっと、離して下さい」
「滞在時間０秒とかありえないから。何か用？」
「新野先生は？」
「いらっしゃらないよ、今は僕だけ」
「じゃあ用は無いわ、さいなら」
「いやいや」
「ねー本当ありえないんですけど。離してってば」
「僕じゃ役不足ってわけ？」
「逆に満ち足りすぎてて怖い」
「そりゃ良かった、僕達きっと相性も良いからね、やったね」
「全然嬉しくない」
「見たところ怪我じゃないみたいだけど…」
「あんまりじろじろ見ないで下さい。汚れる」
「そうか妊娠か、おめでとう！」
「何をどうしたらそうなるんだ？離せってば」
「僕は女の子が良いなぁ。名前にそっくりで…うん、絶対嫁にはやらない」
「しかもお前の子かよ、絶対違うよ？つーか妊娠じゃないから風邪だから失礼すぎ」
「男の子だと戦にやらなきゃいけなくなって寂しいよ」
「まず人の話を聞こうか」
「それに絶対名前にベッタリの超マザコン野郎になるよー、イヤだな、堪えらんない」
「もうやだー誰か助けてー変態がいるよー」
「という訳で可愛い女の子をつくろう」
「うわぁ、ちょっと！やだよ望んでないってば！おい！」
「なんでか調度布団があるんだよ不思議だねぇ」
「病人寝かす為だろっ、ひゃあ、やっ」
「先輩、便所紙補充終わりまし…た…」
「ら、乱太郎くん…」
「ご苦労様、今日はそれで終わりだから戻って良いよ」
「本当に……失礼しました！」
「………さいってー」
「まさか先輩の子作り現場見るとは思わなかったろうね」
「飄々と言うな！絶対トラウマだろかわいそう!!」
「そういうの乗り越えて大人になってくんだよ男の子って」
「知るか！うわーんもう最悪だよ乱太郎くんごめん嫌わないで！」
「僕は名前を愛してるよ」
「うるせぇよ！」