会話文のみ雑多に収録



@学パロ

「二日後にテストって何だよ……範囲広すぎるだろ……。」
「まぁ授業は先生がルールだから、仕方がないさ。」
「それにしてもこの量はありえねぇよ。」
「多いな。」
「多すぎだ。」
「俺はまだ頑張れば多少いけるけど、ローランサンは理系だからなあ……。」
「絶対無理。」
「とりあえずやるだけやれば?明後日さえ過ぎれば土日挟むし、その時に覚えれば追試からは逃れられる(かもしれない)し。」
「絶対無理!」
「じゃあ追試頑張れよ。」
「それは嫌だ。」
「何がしたいんだよ。」
「古典という存在をなくしたい。」
「……あっそ、精々頑張れば?俺はさっさと合格するから。」
「……待てイヴェール!」
「なんだ?」
「古典教えてください。」



A学パロ

「テスト終わった…!」
「そうだな。」
「……なんかさ。なんか変だよな。」
「……急にジロジロ見てきて、なんだよ。」
「普通の学生はさ、テストが終わると数日間の緊張から解放されて脱力感を味わうはずなんだ。なんでお前そんなにぴんぴんしてるんだよ。」
「俺はローランサンと違って優等生だからね。先生の耳に入る範囲ではそんなことしないし言わないよ。」
「うわぁ、嫌味なことで。」
「計画的にやらないローランサンが悪い。」
「はいはい、耳タコ。」
「そんなんだから……。」
「……なんだよ。」
「…………はぁ。」
「なんだよ、はっきり俺にもわかるように言えよ!」
「別に、大した事じゃないさ。」
「気になるんだっつの!」
「じゃあ精々無い頭で考えときな。俺は飲み物買いに行くから。」
「あっ、逃げんな馬鹿イヴェール!」
「馬鹿に馬鹿と言われるなんて、心外だなぁ。」
「誰が馬鹿だよ!」
「はいはい、耳タコ耳タコ(笑)」
「ちくしょう、本当にムカつくな!!」



B現パロ

「マッ○って、何人も待ってるときに、自分とほぼ同じ注文ができたって言われると間違えるよな。」
「そうでもなくないか?」
「更に家に帰る途中にトラックが目の前で止まって動けなくなるし。
「運が悪いんだろ。」
「天津の果てには宿題おわんねぇし!」
「最後の自業自得じゃねーか。」
「今日は厄日だ……。」



C現パロ

「怠惰な生活を満喫したい。」
「今で十分満喫してるだろ。」
「いや……まだ足りない。もっとこう……充実した怠惰を過ごしたい。」
「ローランサン……遂に脳みそまで筋肉になったのか……。」
「お前本当ムカつくよな。」



D学パロ

「……暇だな。」
「イヴェールが暇って、珍しいな。」
「興味ある本は昨日のうちに読み尽くしたんだ。」
「ああ、昨日昼休みに読んでたアレ。」
「『失われた時を求めて』。フランスのマルセル・プルースト著だ。」
「ふぅん。言われてもわかんないけど。」
「楽しいぞ。わからないからこそ理解したくなる。」
「……ふぅん。」
「真面目に聞けよ。」
「だって聞いてもわかんねーし。」
「そんなの、わかりきってることだろ。」
「うわーイヤミ?」
「事実だよ、事実。」
「あっそ。」
「ところで暇だ。」
「さっき聞いたぞ。」
「暇なんだよ。」
「あっそ。」



E四月馬鹿盗賊s

「ローランサン、実は俺……。」
「言うな、それ以上言うな。」
「どうしてだ?俺はもう……これ以上、隠せないんだ。」
「嘘つくなよ。今日が何の日か俺が知らないとでも思ったのか。」
「今日が何の日だって?俺だってそんなこと知ってるさ。だけど、もう無理なんだ。もう自分を偽る日々に耐えられないんだ。」
「よくもまぁそんな嘘が次から次へと出てくるモンだな。いいか、最初に言っておく。俺は絶対に騙されねーぞ。」
「それでもいい、聞いてくれ。」
「……わかった。そこまで言うなら聞いてやる。何だ?」
「実は……実は、俺……」
「……おう。」
「俺っ……!」
「……あああああああああやっぱなし!!お前しゃべんな!!!」
「ワインが苦手なんだ。」
「…………ああ、はいそうですか、それがどうしたちくしょう!!」
「まぁ嘘だけど。」
「結局嘘かよあああ腹立つ!!」
「ローランサンは騙しやすくて楽しいよ。」
「うるせぇ。騙されやすくねーっつの。」
「……ああ、なるほど。今のがローランサンのエイプリルフールか。」
「違えよ馬鹿イヴェール!!」
「うるせーよ馬鹿サン。」
「……もう俺コイツやだ。」
「今日はよく嘘つくな―。いくらエイプリルフールだからって嘘をつき過ぎるのはよくないぞ。」
「……寝る。」
「お休み。」
「……イヴェールなんて嫌いだ。」
「盛大な嘘をどうもありがとう。」








100419

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日記ログをまとめました。



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