「三日目は俺ルール発動ってことで俺とローランサンだ。口調だけって微妙に難しいから、直接本人たちに話させるという暴挙に出たらしい。」 「色々無茶だな。」 「全くだな。こんなの誰の特になるんだ。」 「だよな。えーっと?今日何があったかを説明すりゃいいのか?」 「まぁそうなるな。」 「そうだな……。今日はトイレ掃除を忘れてたらしくて、友人から携帯で呼び出しをくらったって。」 「で、担当の先生に友人が、『一人逃がしました。』って言った。つまり管理人は捕まった方だってことだな。ご愁傷様。」 「掃除始めたら始めたで、ホースの水やたらと勢いあるし、水跳ねて靴下が濡れる濡れる。急いでトイレの外に脱いで置いてきた。」 「で、掃除再開したんだが、ここでまた事件が。今度は排水溝が詰まったのか水があまり流れない。床はどんどん浸水して、一番水の深いところではスリッパが最早ビーサン化してた。一足早く夏気分を味わったな。結局水はトイレに無理矢理流した。」 「そのままペーパーを取りに行く途中、先生から『寒そうだな。』って言われたけど、寒くないわけないだろって話で。マジで今日は厄日だったらしい。」 「厄日というか、単に管理人の頭の悪さが露呈しただけというか。」 「だよな。」 「ローランサンは馬鹿だけど。」 「待て、それ今の話と何の関係があるんだよ。」 「別に?」 「言っとくけどな、馬鹿って言う奴の方が馬鹿なんだぞ!」 「その発言が既に馬鹿丸出しだよ、ローランサン。」 「うるせー馬鹿イヴェール!」 「馬鹿って言う方がなんだっけ?」 「……イヴェールのあほ!」 「なんかまとまらないけど、これでバトン終了。じゃあお休み。ローランサン、ちょっと話そうか。」 「絶対嫌だ…その笑顔絶対嫌だ……!!」 |