OPlong | ナノ
×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -


▼ 可憐と言えよう


あの子は花の様に可憐だったから、触れただけで手折ってしまうかもと
「似合わないなぁ」と笑われても仕方の無いことを考えていた



「……ほら」
「――? あっ」



「お兄ちゃん、ありがとう!」


彼女の笑顔があまりにも眩しすぎて
この手の林檎みたいに茹った感覚がむず痒くなった









prev / next