「待てまてアラート君 何故逃げるんだい?」
≪お前が追ってくるからだ!≫
「僕は君が逃げるから追いかけるんだよ?」
≪もう私に構わないでくれ!≫
ニヤニヤ笑顔でナマエが半泣きのアラート競歩で追いかける。勘違いしてはいけないがナマエは生粋の人間だ。スパークプラグが連れて来た、少々まともとは言えない科学者。それはアーカビルより性質が悪かった。彼はドSだった。アラートを気に入り、彼を玩具にしていた。
「一度君のそのセンサーを解剖してみたくてね」
≪せんでいい!≫
「逃げるなよアラート君」
≪逃げるわ! インフェルノオオォォ!≫