TF男主長編 | ナノ
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もしもDOTMのゲームに


夢主とディーノ(ミラージュ)が時系列無視してラブラブに絡んでたら


※ゲームの内容を知ってないとまるで意味が分かんないです。
※ゲームの内容に沿ってるので分かり辛いかも


※レイノルズ少佐に成り代わってる

※英語の翻訳は自己流と翻訳者様のを参考にして捏造有







≪ディーノ、サイドスワイプは地球時間にして23時間前にその地点のディセプティコンの動きの調査に向かい今朝になって連絡が途絶えた。バンブルビーと合流し、サイドスワイプの捜索及び救出にかかってくれ。
ジーク大佐率いるNEST部隊もお前からの要請に備えて待機している≫

≪ナマエが?……そんなもの必要ありませんぜ≫

≪…健闘を祈る、ディーノ。以上だ≫




「やあディーノ。暫くの間よろしく頼むよ」

≪…バカが。テメェはこんな危険な任務にまで付いてこなくて良いんだぜ。俺の仕事だからな≫

「心配してくれるのは有難いが、私も軍人だから心配はご無用だよ」

≪……フン≫






「長い間この道は誰も通ることがなかったんだ。ディセプティコンの奴等の仕業だろうがね。ディーノには少々辛い荒れた道になっているかもしれないな。汚して帰って来ないでくれたまえよ?」

≪…余計なお世話だナマエ。俺が汚れたらテメェが俺を洗えば良いだけの話だ≫

「おや、そうかい」






「ディーノ、君の後方から接近する機影がある。スピードからしてディセプティコン…しかもあの愉快な奴… スタースクリームだ」

≪どのくらいで此処まで来る?≫

「約90秒後だな。マップによると、数マイル先にトンネルがある。隠れるには最適な場所じゃないかな?」





「…少し、ギリギリだったんじゃないのか?」

≪間に合ったんだから良いだろ≫

「あまり私に心配を掛けさせないでくれよ」

≪フン、そうやって俺のことだけで頭イッパイにしてりゃ良いんだ≫






スタスクと交戦中



「ディーノ、今援護に向かっている!」

≪来るなナマエ!俺だけで充分だ!≫

「本当かい?私のところからだと酷い目に遭っているように見えるのだがね」

≪う、うるさい!此処は危険だから来んなっつってんだろーが!≫

「おや、そういう意味だったのか」

≪!!!≫







≪諦めの悪い奴だな、オートボットめ…≫

≪チッ!!≫

≪くたばっちまいな!≫

≪!≫

「ディーノ!?」


閉鎖されたブリッジ目掛けてディーノを空中から叩き落す。
大きな音を立てながらブリッジは崩れた。傷を負ったディーノと共に



「ディーノ?ディーノ!応答してくれ!ディーノ!!」

≪…聞こえているナマエ。ここだ 掠り傷を負っただけだ。問題ない≫

「……君からの連絡が途絶えた時は、さすがにこの世の終わりを疑ったよ」

≪……バーカ。  …!?≫

「どうした?」

≪内部に大きな損傷を受けた。修復するまでトランスフォームは出来そうにない≫

「…それはつまり、全ての銃器を封じられたという意味だよ」

≪頼れるのは腕のブレードだけだな≫

「まあ、いずれにせよ移動は続けてくれた方がいい。時間を食いすぎたな。バンブルビーにも会う必要がある」






「ディーノ、君のトラブルを受けてそちらへ支援物資を送った」

≪中身は?≫

「私の愛だ」

≪……な、か、み、は!?≫

「武器、エネルゴン、その他諸々色々だ。ホイルジャック君が弁当みたいに詰め込んでいたよ。
ヘリが1機そちらに向かうから、気に留めておいてくれたまえ」

≪ケッ≫

「ん?私本人が出向いた方が良かったかな?」

≪だっ、誰もんなこと言ってねぇだろうが!通信切んぞテメェ!≫

「はいはい」

≪笑うな!!≫







≪ナマエ 神殿の入り口らしき物を見つけた。映像を送る≫

「確認したよ。アクセス権を得るには、ディセプティコンを説得するしかないようだな」

≪俺の説得力の見せ所か≫

「頼むから色仕掛けは私以外には使わないでくれよ?」

≪誰も使わねぇ!!≫






≪それらしい奴を見つけた。あいつがアクセス権を持っているに違いない≫

「忍び寄って仕留めてくれ。ジャパニーズニンジャみたいにね」

≪…それはナマエ お前の趣味だろうが≫

「ニンジャ大好きだからねー」

≪………(イラ)≫








≪…面白いな。この壁の象形文字は古代ディセプティコンのモノだぜ≫

「ディセプティコンだって?これはマヤ文明の神殿だがね?」

≪ナマエ達のご先祖さんは、元々あったディセプティコンの構造物の上に神殿を作ったんだろう≫

「そうかい… そのディセプティコンの文字は何て書いてあるんだい?」

≪さぁな…俺は古代文字を読めるほど学力は無いんでな≫

「可愛いね」

≪何がだコラ≫







≪…あのタイプの奴は見たことがある。俺の透明化を破るほどの強力なセンサー付きだ。お近づきにはなりたくないな≫

「気をつけてな、ディーノ "お近付き"にはならないでくれよ」

≪…テメェは何の心配してるんだ≫






「ディーノ、ようやくNESTのヘリの到着だ。合流して、補給と武装のアップグレードをしてくれ」

≪…俺からは見えているが、それは敵も同じことじゃないのか?≫




≪ありゃ人間の軍の輸送機だ!撃ち落せ!≫




≪…!! おいジーク!テメェ本当にあの輸送機には乗ってねぇんだろうな!?≫

「…ああ、私は乗ってはいない。 だが仲間達は、どうした?」

≪(ホッ…) お仲間さんたちはピンチみたいだぞ。 …助けるか?≫

「頼むよ、ディーノ」

≪しょうがねぇな≫







≪…見つけたぞナマエ。残骸をな だが、≫

「調べる価値はあるさ。補給物資ならきっと無事なはずだ」

≪…テメェのお仲間の方を一応気遣ってやったんだが?≫

「……後で、回収しに向かうさ」

≪……≫