「やっ!」
《やっ!》
「《ほーー!!!!!》」
一緒に首都近郊外の山にハイキングにやって来たナマエとワイルドライド
高いところ好きで山好きの二人は仲が良く、二人で時折こうしてハイキングに出掛けることも少なくはない
ユウキの友人であるナマエは、ユウキを通じてワイルドライドと仲良くなった
同じ趣味を持つ仲間が出来て、
お互いにお互いを大切にしている二人だ
「やっぱり山は気持ち良いねワイルドライド!」
《そうだなーナマエ!》
頂上まで来てテンションが最高潮に達しているのはしょうがない
《ナマエ!もうなんてーか最高だよな!》
「うん!!」
ワイルドライドもビークルモードからトランスフォームし、ロボットモードになってナマエの隣に座りこむ
「連れて来てくれてありがとうねワイルドライド!」
《いやーお安い御用だぜ!それにしても、ナマエは若いのに山を見る目があるなあ!》
「えへへぇ」
照れる仕草をするナマエは素直に可愛いとワイルドライドは思った
《また来ようなナマエ!》
「うん!」
小さな地球の友人と眺める頂上からの景色は、
一人で眺めるそれより凄く綺麗に見える気がした