・夢主→←スタースクリーム前提で夢主が勝手にクロミアをライバル視してる話
本当に、あの女はうんざりするぐらいスタースクリーム様にベッタリと来たもんだ!
シロミアだかクロミアだか知らないが、新参者のアイツが馴れ馴れしくスタースクリーム様に媚び諂う様が見ていて許せん。だがそれはノイズメイズにも言えることなのだが、あの男は腹の内で何考えているか分からないから信用出来ん。クロミアは純粋に嫌いだ
≪おいクロミア≫
≪あら…?アンタ、誰?≫
≪…ナマエだ≫
≪ああ、ごめんなさ〜い 私、弱い男には興味ないの≫
言われて腹が立つが、事実かもしれないところがまた悔しい
この女は腕が立つそうだ。立たなければあのスタースクリーム様がこんな奴をお手元近くに置いておくはずがない
この女に戦いを挑んでも、勝てる確立は低いということだ
≪俺はアンタが気に食わない≫
≪私の方が強いから?≫
≪……それもある≫
≪スタースクリーム様に気に入られてるからかしら≫
≪…………≫
聡い女は、嫌いだ
≪ナマエ≫
≪は……≫
力を蓄えていらっしゃるスタースクリーム様の後ろに付いていると、名前を呼ばれて俯けていた顔をスタースクリーム様の方へ向ける
≪元気がないようだが、どうした?≫
≪……いえ、そのようなことは≫
≪……≫
スタースクリーム様に、俺のことで気を使わせる必要はない。何もないんだ、と言うように笑って頭を振れば、彼は不機嫌になった
≪……私にも言えぬことか≫
≪そう言う訳では…≫
≪……まあ良い。ナマエ≫
≪は≫
≪今後一切、私の傍から離れることを禁ずる≫
≪え?≫
それは、なにゆえにですかスタースクリーム様
≪貴様が私から離れるから、そのような要らないことを考えるのだ≫
≪……、≫
バレバレだったようだ
≪私の後ろにいろ ナマエ≫
≪……御心のままに、スタースクリーム様≫
俺は、あの女より、強くなくて良いそうだ