TF女主長編 | ナノ
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2.汚す事(ぐちゃぐちゃにして価値なんて無くして俺だけのキミ!)


≪女、何故逃げない?もう貴様等に勝ち目はないんだ。大人しく降伏しろ。そうすれば命だけは助けてやる≫

「…冗談は止してよ、生きながらの痛みを嫌って程与える性格のくせに」

≪ふん、威勢がいいのは好きだぜ≫


ミサイルランチャーの銃口を頭に押し付け、右手をブレードに変えて首筋に突きつける。

脅されても尚、ナマエはまだ意思を持った目で俺を睨みつける。そうだ、その目に俺は惹かれるんだ


≪さぁ言ってみろ。お前はどんな風にぐちゃぐちゃにされたいんだ?どんな風に切り刻まれたいんだ?リクエスト受け付けてやるぜ?≫

「死んで頂戴」

≪お前を切り刻んでからなら、考えてやるよ≫

「……クソ野郎」



ああそうだ。まずは手足を殺ぎ落としてやろう。そうすればお前は何処にも行けない。
顔は残しておいてやる。俺はナマエのその瞳がダイスキだからな。最期までその色が喪われないことを願うよ