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「#幼馴染」のBL小説を読む
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微妙にズレてる


「弱りましたねぇ…」

≪全くだ…解決策は何かないものだろうか≫

「皆さんに説明するわけにもいきませんしね」

≪それに…このフォルム…実は気に入っているんだ≫

「!カッコいいですもんね!分かる!」

≪そうか!分かってくれるかナマエ!≫



なんだあれ


たった5文字の言葉であったがドレッドロックは自分は何て失礼な言葉を司令官とナマエに向けて思ってしまったんだ…!と自己嫌悪した。ナマエとギャラクシーコンボイ総司令官の2人が仲睦まじく会話をしていると思っていたのだが、どうやら話している内容が「夜に消防車が空を飛んでるのを見た!」と言う噂が町では怪奇現象の一つになっている、とナマエたちが教えてくれたことによる悩み相談のようだ。コビーやローリ、バドも1時間前は2人と一緒に会話をしていたようだったが、飽きてしまい、今は子ども達用の部屋で映画でも見てることだろう



「夜の空を飛んでるギャラクシーコンボイ、シルエットが月光に照らされてて凄く素敵だもんね…」

≪そ、そうか……君にそう思われていたなんて知らなかったな≫



穏やかに会話しているところに横槍入れるつもりではないが、
月光に照らされて地上にいるナマエ達に見えているということは
そりゃ他の人間にも見られて当たり前だろうな、とバックパックは冷静に悟る。横槍は入れない



思い出しているのか、うっとりした顔をしているナマエを
端から見ても分かりやすい程にドギマギしながら見ているギャラクシーコンボイ達の邪魔はしない

ただ、メインコンソールの前から退いて会話をしてくれないか、とは思う






≪総司令官、デストロン軍のマスターメガトロンとスタースクリームと他一味です!≫

≪よしっ!すぐに撃退の用意だ!!≫






総司令官、ナマエがギャップに惚れ惚れしてますよ