貴方の妻にしてください
レオザックに恋する乙女とその親友のライザックの恋花
≪お兄ちゃんはとっても優しい人よ、だけど少し鈍感なの≫
≪うんうん レオザック様優しいよね≫
≪だからね、グイグイ押していかなきゃ駄目よ!≫
≪押す?≫
≪好き好き言っても駄目よ やっぱり、お兄ちゃんをヨイショしなきゃ≫
≪ヨイショ…分かった!≫
≪レオザック様!≫
≪あ?ああ、なんだナマエか。何の用だ?≫
≪レオザック様にお願いがあって来ました≫
≪お願い?言ってみろ≫
≪もし、レオザック様がニューリーダーになられた暁には…≫
≪ああ≫
≪私を妻にしてください!!≫
≪つ、妻!?≫
≪はい!駄目ですか?≫
≪い、い、い、いや、ま、まあ、か、かかか、考えておいてやらんこともないぞ!!!≫
≪!本当ですか!嬉しいですっ≫
≪(ヨイショと本音が1:9の割合になっちゃってるわよナマエ!……あれ、でもお兄ちゃんも満更じゃない感じ…)≫