此処はサイバトロン基地のはずだが何故かスタースクリームが基地内に居座っていることに誰も疑問を感じてはいなかった
≪おいナマエ。お前、俺の事どう思ってるんだ≫
「敵」
≪そう言うことじゃなくて、もっとこう感情的な面でだよ≫
「見てて飽きない人」
≪そっ、それは好意的なアレか!?≫
「嫌悪的なソレ」
≪テメー!撃ち殺してやろうか!≫
≪まあ落ち着いてくれスタースクリーム 君は一体ここへ何しに来たんだ≫
止めに入ったマイスターを払い除け、再度ナマエに詰め寄る
≪正直に言うと!?≫
「普通」
≪遠まわしに言うと?≫
「嫌いじゃない」
≪そうか!≫
≪それで満足なのか君も≫
感情表現の乏しいナマエに、何故デストロンであるスタースクリームがここまでちょっかいを出してくるのか、それは全員の疑問だったが
当の本人であるスタースクリームは相も変わらず自分の印象をナマエに訊いて廻った
≪俺はデストロンのニューリーダーになれると思うか?≫
「無理」