気になってないと言えば、それは嘘です
+スモークスクリーン
(モナカス後の話)
≪〜…でね、とっても強くていい奴だったんですよ!≫
≪そうか。そんな戦士がサイバトロンに居たとはな≫
「賞金稼ぎしてるなんて、勿体無いですね」
≪命令されるのが好きじゃないらしくてね、一匹狼みたいだったな≫
「へぇー…」
スモークスクリーン達が無事にサイバトロン基地に帰還してきたあと、基地はもっぱら皆を救出するために、スモークスクリーンに助太刀してくれたデフコンと言うサイバトロン戦士の話で持ちきりだった。
「カッコ良いなぁ、そのデフコンって人…」
≪おや?ナマエはもしかしてソイツのことが気になるのかい?≫
「へっ、変な意味じゃありませんからね!」
≪はいはい≫
からかうスモークスクリーンに怒りはしたが、実際に気になっているのは事実だ
遠い宇宙に向けて出発してしまったらしいから、もう会える訳もないのだが
≪ま、宇宙は広いからね。また会えるかもしれないし、会えないかもしれないさ≫
「……会ってみたいなぁ そのデフコンって人に」
≪やっぱり気になってるんじゃないか≫
「っ!スモークスクリーン!」
≪怖いこわい≫