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本当は朝から真面目にちゃんと学校へ行きたいんだけど、なぜか"不良"は定刻を守っちゃダメみたいな決まりがあるみたい。



生まれつきドギツイ顔をしてた。隣の家のあの子が「優しいふんわり系少女」なら私はさしずめ「目力強めのケバケバ系女」だったね。うん、私の顔周りの評判の悪さと言ったら何よ。笑っちゃうわ。絶対に係わり合いになりたくなかったのにクラスの所謂「イケイケ系女子」に絡まれちゃってそれから始まる私のただれた学園生活


教室の一画乗っ取ってみんなでバカ笑い(※但し他の皆の迷惑は省みないこととする)
つまんない授業はフケて屋上への階段でファッショントークに花を咲かせ(※但し雑誌代は私持ちとする)
休みの日は夜遅くまでカラオケ ショッピング三昧(※但し明日の学校生活に響くのは気にしないこととする)




正直ね、どーーーーーーーーーでも良かったんですよぶっちゃけ孤独じゃなかったら

一人でいるのは好きだったけど、「一人でいるあの子可哀想」って思われるのが死ぬほど嫌だった
寂しくないよ!?わたし一人の方が全然楽しいですしおすし!
でも他の皆が一人でいる子を可哀想な目で見ちゃうのがいけないんじゃん!
君らだって一人でいたい時ぐらいあるでしょ!
私はそれが常時それだっただけ!別に変じゃない!



私なんてほんとどうしようもないくらい地味な女ですよ
イケイケグループに巻き込まれた(顔のせい)からどうにかこの中で浮いちゃわないように必死こいて話題合わせてましたよ。最新の流行?ブランド物の鞄?夜うろついてたオヤジ捕まえてヤった?




はいはいはいはい興 味 な い で す !






「お願い神様!私はもっと地味に平凡に行きたいんです!マンガの中の純情…純朴少女になって『友達は本ぐらいです…』な感じになりたい!もうヤダこんな生活って!ないよ!」





ないよ! の言葉を言い切るか言い切らないかの前に、突然私の体をぼやぁっとした光が包んだのは、今だから冷静に言えるけど わたし死んだかと思いましたまる