「……巨大だな…………」





（ナマエさんめっちゃ顔青褪めさせてんだけどどうしよう…！！）ダバダバ
（フォローしに行きたいんだけどこえぇよどうすんだよ…！！）わたわた
（あああナマエさん無力なシャチめをお許してください…！！）ダバダバ





「おい白ひげナマエを取り囲んな　困ってんのが分かんねぇのか」
（さすがだキャプテン！！）




ハートの潜水艦と並んで着水しているモビー・ディック号
よもやこんな所で四皇と出くわすことになるなんて！とハートのクルー達が慌てふためいていたことよりも大変なことが起きていた


いつの間にかナマエさんが白ひげの連中に取り囲まれている！やべぇぞ！




「確か前にもこんなことがあったような……」
「ユースタス屋ん時だろ。忘れろあんなこと。記憶メモリの無駄だ」



刀の柄でごんごんごんとナマエさんの頭を叩いてるキャプテンはあからさまに"嫌なこと思い出して不機嫌です"の顔をしている。堂々と。白ひげの面々に囲まれた真ん中で



「ボウズ、おれ達の船に近付いて何が目的だ？」
「そっちが近寄って来たんじゃねぇか。言いがりはやめろ、白ひげ」



あの白ひげ相手にも屈さないキャプテンかっこいー！
でも、



「えらく海賊ツラじゃねぇなあ」
「…新入りなもんで」
「一般人臭がプンプンしてるぞ」
「…海賊入りして日が浅いので」
「背はたっけーなー！」
「………………」


――ロー、助けてくれ

ナマエさん、ほぼ涙目だ！心の声が駄々漏れだ！



「……いい加減にしろ。ナマエから離れ、」

「面構えはイイな」
「銃を使えるんだって？へぇー！」
「サッチ、お前のリーゼントが当たってんぞ」
「おっワリィわりぃ！」
「…………い、いや」




「…………………」




ああああやめてえええええキャプテンの嫉妬パロメータはもう限界よぉ！



------------------------
▼恋情増幅＠白ひげの誰かと主が話をしててローが嫉妬／えびさん
リクエストありがとうございました！





prev / next