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▼ 上下関係に隣同士

青雉直下の部下の、部下
つまりナマエはスモーカーの上司で、スモーカーはナマエとクザンの部下

「あの二人を上司に持つなんて、お前も苦労するだろう?」何にも知らない海兵達がスモーカーをそう労うが、スモーカー自身「大変」だと思ったことはない。海軍入りしてから今日まであの二人が上司であり、上司と言うのはああ言うものであの二人は悪い人間ではないと理解している





「久しぶりだなぁスモーカー お前がグランドラインの内側に入って来るなんざどう言った心境だ?ローグタウンの守り神は飽きたのか」
「追いたい海賊が出来ましたもんで」
「ほぉ、あのスモーカーにねぇ。そりゃあ何処の海賊だ?」
「…教えませんよ。教えたらアンタ、捕まえるでしょう。アイツはおれが捕らえるつもりなんで」
「……いやぁ、いよいよ以って妬けるじゃないか」



人を揶揄かっておちょくって、飄々としてるこの人には実力がある。スモーカーにとっては、そこが一番重要だった。力の無い者に従うのは大嫌いだが、ナマエも青雉にも上司たる実力を持つ。彼らが「捕まえてくる」と言えば本当に「捕まえてこれる」のだ。今までは職場が遠く離れていた理由もあって、戦闘を共にした機会は少ないが、堂々と海賊達を見据える強い瞳は、ナマエを嫌う海兵達には到底理解できないものだ



「それで?オレの所を訪れたのは、わざわざ挨拶の為だけにか?」
「……まあ、これからはまたアンタの許に居る事になるんで、一応」
「フフン、お前も物好きだなスモーカー。数ある支部の中でまたオレの所を選ぶとは」
「…………」
「ちっとはお前に好かれている、と自惚れてもいいか?」
「…さあ」
「否定は肯定なんだよ、と言うクザンさんの有り難い教えがあったな確か」




「とりあえず今日はもう仕事を早く切り上げて、スモーカーと飲みに行きたいんだがどうだ?」笑うナマエ
久々の上司からの誘い。スモーカーがそれを拒否する理由はどこにもない







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▼男主×スモーカーで上司×部下
リクエストありがとうございました!



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