夜鷹の自分探し


 図書館を渡り歩いて旅をする女の子の話。知りたがりで本の虫。ブルックの身体の構造について何回かつっこんでる。自分の船は持っていないから、"次の島まで" を条件に色々な船に乗せてもらって旅をしていた。大体敬語。

 ウォーターセブンで、ルフィに "次の島まで" と頼み込み、乗せてもらうことに。腰に刀を下げていて本人は護身用だと言い張るけど、どう見たって業物だからゾロやロビンは警戒する。実際に大業物。

 だけどスリラーバークで戦うときに、太刀筋どころか刀を抜くところすら見えない居合をするから一体何者!?ってなる。正体はジュラキュールの姓を持つ鷹の目の娘。モリアにバラされる。でも血の繋がりはない。


「お前の死体を持ち帰れば、鷹の目はどんな顔をするだろうな?」と嗤うモリアに、

「師匠の顔に泥を塗るくらいなら、ここで海の藻屑になる」と言い放つ。


 実力は結構あるけど自分に自信がない。鷹の目の弟子はその程度か、と強者には言われてしまう。自分でも分かっている。だから麦わらの一味に名乗る時も自分の名前しか言わなかった。ジュラキュールという名を汚したくないから。

 海賊でも賞金首でもないから、顔も名前も知られていなかった。けど鷹の目と黒髪から取られた『夜鷹』っていう通り名がある。鷹の目の娘で覇王色の素質を持ってるから、海軍に超警戒されてる。でも一応一般人だから手出しが出来ない。いっそのこと海軍に引き込んでしまおうと思われてる。
「私は海賊にも海軍にもなりませんから!」がもはや口癖になりつつある。

 剣を習い始めてから師匠としか呼んで来なかったから、父と呼ぶのに少し抵抗がある。
「お前の父ちゃんなのに、呼んじゃダメってことはないだろ」って言うルフィの言葉に心境の変化があった。

 最終的に全部終わったときにルフィに仲間に誘われる。でもそこでは断る。だって里帰りのためにシャボンディ諸島を目指していたから。次会うときまでに答えは出します、と言う。はっきり断らなかったのは初めて。

 シャボンディ諸島についてすぐ別れてクライガナ島に行くが、ゾロとペローナがいて何でいるの?ってなる。とりあえずゾロの手当てをして鷹の目が帰ってくるのを待った。

 1年間はゾロとともに修業をする。この時にゾロとペローナに対して敬語は外れる。あと1年は赤髪のシャンクスの元で覇王色の覇気の修業をする。因みに剣技の名前は花の名前が由来になってる。そのうち書こうと思う。


「ちょっと赤髪に酒を届けに行ってきてくれ」

「はあ、分かりました」


 何でお酒?って思ったけど、幼い頃から知ってる人だから特に気にしないで行った。ら、そのまま修業コースでびっくり。余談だけどビンクスの酒は幼少期に赤髪海賊団で覚えた。

 なんやかんやで修業が終わって、実力がかなり上がり自分に自信がつく。クライガナ島に一旦戻って、鷹の目に海賊になる旨を伝える。そして最後に、「行ってきます。父さん」って言う。

 麦わらの一味のあとを追って魚人島に行き、騒動に巻き込まれる。ゾロと一緒じゃなかった理由はジンベエへの手土産を探していたから。騒動が終わった後に正式に麦わらの一味となる。

 ドレスローザでの騒動のあと賞金首に。初賞金は2億5000万ベリー。幼少期から目をつけてきた危険人物で、鷹の目の娘で、覇王色の覇気の使い手で、現在大注目の麦わらの一味に入って、ドレスローザでも結構暴れてたから、海軍からしたら妥当。


prev next
back

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -