七番手:ウォルフ
「ぷはーっ、うまかったです!」
「ごちそうさまでしたおいしかったです。」
テンコさんの料理は本当においしかった。ウェルフも気に入ったみたいで、嬉しそう。
みんなで準備したように片付けの手伝いをして、終わったところでまずエンキくんが帰宅することになった。
「飯は上手かったけど、もうケントんちなんか来ねぇからな!じゃーな。」
「大丈夫、もう呼ばないから。」
エンキくんも素直じゃないな、と思う。あんまり仲良しさんいないからこうやってみんなで過ごすの楽しかったんじゃないかな。
それからコテツくんが帰宅する。
「じゃあラウちゃんまた明日学校でな!」
「最悪。」
今日はコテツくんの意外な一面知れて面白かったなぁ。コテツくんが家から出たのを確認してからケイトくんが帰宅する支度を始めた。
「じゃ、また明日迎えに来るからすぐ出れるようにしといてよ。」
「はぁ?うるさいよ、下僕に言われたくないから。」
ラウくんとケイトくんのお決まりのやりとりも済んだし…。
「僕らも帰ろうか。ウェルフ。」
「おう!じゃ、キャロまた明日迎えに来るからなー!」
「別に頼んでない…。」
「俺らが好きでやってんだから気にすんなって!」
ウェルフがキャロの頭を撫でてから、僕たちは家を出た。
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