同性なら大丈夫なんだな、キスしても。へへ、良かった。
「僕こんな奴に迫られて怯えてたのか。」
「怯えてたんだ!」
「だまれ下僕。」
ラウちゃんとケイトが近いことは相変わらずムカつくけどな!
「なーなー続きやろうぜ!」
エンキと取っ組み合いしてるケントに声をかけると、2人は離れた。仲良いな相変わらず。
「せーの。」
「「「王様だーれだ!」」」
「俺!」
ウェルフだ。学年一持てる男子!男子校のくせにラブレターが下駄箱に入ってるらしいけど、全部外部女子からみたいだぜ。すげぇよな。
「6番が8番の尻尾掴む!」
「6番は僕だけど?」
ラウちゃん!…俺は、やった!
「俺が8番だぜ!」
「…え、やだ。」
そう言いつつ、俺の方に寄ってくるラウちゃん。ラウちゃん可愛いな!
「ほら、ケツ向けろよ。」
「ラウ、なんかスイッチ入ってるよー?」
ケイトがなんか言ったけど気にならないな!ラウちゃんに尻尾を向ける。
ぎゅう
「っ!!痛っ!」
他人に尻尾触られたことないから始めてわかったけど、痛い…。
「うっ、やめてラウちゃ、痛いっ、痛いってばっ!」
「痛い?キモチイイの間違いじゃない?」
「ラウ、ラウ!戻ってきて!」
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