二番手:コテツ



ラウちゃんは全然俺を見てくれない。俺、そんなに駄目なのかな。ラウちゃんの蹴りを避けながらそんなこと思ってたら玄関が開いた。そして、飛び出たケイトをラウちゃんが蹴り飛ばした。

「遅い、下僕。」
「すみません。」

痛がりながらも立ち上がるケイト。ラウちゃん気づいてるのかな、ケイトってラウちゃんのこと好きっぽいって話。

「ラウちゃん…。」
「はぁあ…ケイト、なんとかして。」
「俺が!?ケント、友達なんだろ相手してやれ…ってなにやってんの!?」

ケイトの驚きにみんながケントのほうをみる。そこには、エンキとゲームする姿がある。が、何故脱いでるんだ二人とも。

「負けたら脱ぐようにしてんの。」
「ちっ!」

エンキが負けたらしく着ていたシャツを床に叩きつける。…なんだか、すごく楽しそうだな!

「俺もやりたい!なぁケント!」
「今、勝負中なんだけどな…。あ、みんなでやるならいいよ!」
「しゃーっ!」


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