宵の明星

Step.96 1

こんなところまで見ていただきありがとうございます。
さて、ぬらりひょんの孫『宵の明星』完結いたしました。前サイトから合わせると計4年半でしょうか。こんなにもかかるとは思ってもみませんでした。この話を作るきっかけはなんだったんだろう……。覚えてません。でも多分、何気ないことが切っ掛けだったんでしょうね。
このお話が初めて名前に意味があるようにしたのは覚えてます。名前変換可能なのに名前に意味を持たせていいのかと最初の頃思っていましたが、ま、なんとでもなるだろうという心持ちのままここまで来てしまいました。違和感などあった方もいらっしゃるかもしれません。ごめんなさい。

最初、このお話は全編やるつもりはありませんでした。管理人が鯉伴すきで山吹乙女も好きで生きてて欲しいなぁと思い宵くん誕生。山吹乙女を生き返らすならもうそこまででいいかぁ、なんて思ったりもしました。でも書いていてここにこれを入れたら面白いなぁとか、あんな風にしたらもっと宵くん苛められるなぁとか。そんなこんなで書いていたら羽衣狐編が終わっても、立てたフラグが回収できない!となり全編やることになりました。管理人が最初考えてた頃晴明出てきてへんかったしとか一応言い訳。

でも、それはそれで良かったと思います。この羽衣狐編までは全面的に家族愛を押して書いていけたので。さて、ここからがBLDじゃー!と頑張って書いていきます。お相手は漸く決めました。はい。今まで決めてませんでした。ごめんなさい。皆さんは分かるでしょうか?所々にそれとなぁあく雰囲気入れてたり、更新で何か言ってたり。最大ヒントは宵くんが心をひらいたとだけ言っておきます。

これにて『宵の明星』は完結しますが、まだまだ続きます。次回まで少し間が開くかも知れませんがどうぞこれからも宵くん達をよろしくお願いします。

ここまで読んでくれた方への些細なプレゼント
次回予告

「ねぇ、父さん。母さんは?」
「今は会わねぇ方がいい。」

辛そうに顔を伏せる鯉伴。宵は顔をかしげた。

***

「……狂骨。あぁ、あの狐の所のか。なに?俺に何か用。」
「あんたのせいで、お姉様は…!」

「宵、あまり怒らないでやってくれ。」
「別に怒らないよ。あの子にとってはあの狐が信念だったんでしょ。」

***

「三代目はリクオ様と決まったが、宵も鯉伴様の子供なのだろう。やはり、宵の方がいいのでは。」
「お主もそう思うか…。」

「俺は決して三代目なんかになんてなりたくありませんよ。貴方と戦う気もありません。リクオ様。」
「宵……。」

みたいなノリで進んでいきます。
多分この話も宵くん苛めが激しい、かな?

それでは!皆様、また会える事をねがって!

20160614


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