>>世界観
→時代は現代。一部の者達を除き、殆どの人間は異形の存在を信じていない世界。



>>組織

守護三家
→主御三家とも云われる、相模、土御門、御堂の三家のこと。これら三家は古から日本を異形の存在から守ってきた血筋であり、神器に選ばれし血族たる相模は王と、陰陽などの異能に長けし土御門は人間と、鬼の血族たる御堂は妖などの異形と相対してきた。それ故に分家含め、三家の者は全体的に能力が高く、特に直系の者は分家とは比べものにならぬほどだという。
三家の中でも土御門は人間との均衡をはかる立場にいるので、彼らは主に表世界にて活躍している。相模は神器に"選ばれた"特異な血の為か、異能の力を扱うことが出来ないが、分家の者はそうでない。
御堂は鬼の末裔ながら、その血は未だ衰えを知らず、妖術や高い身体能力などを備えている。
外国にも日本の守護三家のような役割をもったものは存在するが、現在に至って、その機能を果たしているものは数えるほどしかいない。



>>用語


→強大な力を持つ呪われた化け物達。王である者は金色の目を持って生まれるとされている。不死とされているが、彼等を殺す為の術や武器が少ないながらも存在するらしい。ちなみに伝承に残る神とされる者達の多くは王がモデルになっている。

神器
→異端の者を殺すことの出来る武器の中でも、特に王を殺せる特殊な物のこと。形や力は様々だが、いずれも強い力を秘めている。現在は破壊されたり損失したりで希少。


→妖の中でも強大な力をもった存在で、様々な姿と力を持っている。

妖狐
→妖の中でも強大な力を持っている高潔な存在。妖狐とは云うものの、そのほとんどは人間に近い姿をしており、特に力のある者は完全に人の姿をしているのだとか。共通して神通力を備えている。
妖狐自体は異界に住まう生き物であり、何かしらの事象によって此方の世界へ姿をあらわすらしい。異界といっても、別世界というわけではなく、だだっ広い空間のようなもの。

怨鬼
→強い怨念により鬼と化した"元"人間の総称。
鬼とは云うものの、本当の鬼ではなく、この場合は"悪しきもの"に対して鬼という表現を用いただけであるらしい。